木村草太の力戦憲法

生命と宇宙と万物と憲法に関する問題を考えます。

ご質問について

これまでに、たくさんのご質問、コメントを頂きました。まことにありがとうございます。 最近忙しく、なかなかお返事ができませんが、頂いたコメントは全て目を通しております。みなさまからいただくお便りのおかげで、楽しくブログライフさせて頂いております。これからもよろしくお願い致します。

ふわりふわり

2016-10-17 23:39:22 | ちょっと一言
ここのところ、重たい事件が多く、ちょっと気分がふわりふわりする。

今日は、先日十勝に行ったときに
伺った大野ファームさんのステーキ。
パワーをつけたところで、明日は5連続位の仕事。

大竹まことさんのゴールデンラジオに出演。
今週はスペシャルウィークということで
気合を入れて行こうと思います。

人格の同一性(2)

2016-10-14 22:11:20 | ちょっと一言
さて、2005年にひょんなことから
インド留学を決めたA氏だったのだが、
それは全くの偶然で、
いま2005年に戻って全部やりなおそうとしても、
そうはしないだろうという。

イメージとしては、こういう感じである。

2005年、A氏は、
2個のサイコロを振って両方6(重六、双六最強の目)が出たから、インドに行った。
なお、重六が出る可能性は36分の1なので
いま2005年をもう一回やりなおしてA氏がインドに行く確率はほとんどない。

そして、A氏が心配しているのは、
もし、A氏ではない人物Bがタイムマシンを使って2005年に戻ったとする。
そうなるとB以外の人も含めて2005年に逆戻りして、
やりなおし。

もちろん2005年にもどっても
1回目の2005年と全く同じ行動をとる人もいるかもしれないが
A氏が1回目の2005年と同じ行動をとる可能性は絶望的に低い。

もしタイムマシンが発明されれば、A氏は「死んだも同然ではないか」というのであった。

         (つづく)

停電

2016-10-12 20:41:20 | ちょっと一言
本日は、都内で対談の仕事。

対談が進む中、急に暗くなり、停電。

しかし、大事なところで、録音は電池で動くので
暗い中進む。

やがて明るくなり予定通り二時間みっちり。
いろいろあったが、掘り下げのある対談だったと思う。

人間の同一性(1)

2016-10-06 21:55:58 | ちょっと一言
友人A氏から悩み相談。

A氏は、2005年に都内のN大学を卒業。
その後、1年間、思うところあって、インドに留学し、
その後、スペイン、オランダ、ペルーなどを旅し、
日本に戻ってきて、手堅く就職活動し、地元の金融機関に就職。
いま、支店長をやりながら、趣味の鉄道模型に磨きがかかる。

そんなA氏だが、あのときインドに留学しなかったら今の自分はないと思うが、
いま2005年にもどっても、インドに留学しようとは決断できないと思う。
本当に人生は偶然だとか、その時の思いの方向性というものがある、という。

そして、A氏は、あのときインドに行かず、
日本国内に居て、内定をくれていたアパレル会社に就職していたら
「俺は本当に俺なんだろうか?」

私は、たぶんそれはA氏ではなく、A´氏だろうと。
もちろん、遺伝子はA氏のそれと同じ。2005年までの体験もA氏のそれと同じ。
でもやっぱりそれって、双子がそれぞれ別の人であるのと同じで
違う人だろう。

と応えると、A氏はさらに深刻な顔に。

         つづく