本11冊目－2017｜金メダル男

小学校の徒競走での一等賞をきっかけに始まった「常に一番を目指す」男、秋田泉一。

何度失敗しても立ち上がり、あくなき挑戦を続け、思いがけぬチャンスをつかんでいく。

その一途な生き方を、高度経済成長期からバブル崩壊を経て平成の今日に至るまで、時代風景と重ね合わせながらユーモアたっぷりに描くエンタメストーリー。


ウッチャンの映画の小説版です。

映画は見たのですが小説も一応目を通してみました。

▼ 映画の感想
2016年12月06日　映画35本目－2016｜金メダル男


ウッチャンらしい優しい表現

基本的に小説の内容は映画とほぼ同じでした。

特に大幅に削られていたり、大幅に変更されているところはなかったです。

読んでみて思ったことは、ウッチャンらしい優しい表現で記された本だったことです。

映画よりも小説のほうが伝わってくるものはあったかもしれません。


その時代の流行を思い出す

主人公は東京オリンピックの時代に生まれ、現在まで過ごしてきました。

そのストーリーが順を追って進んでいくわけですが、その時代時代に流行ったものがちょこちょこと文章中に出てきます。

自分は東京オリンピックよりももう少しあとに生まれていますが、懐かしいキーワードがたくさん出てきていてその時代を思い出すようでした



まとめ

穏やかに展開するストーリーで、ウッチャンらしいなと感じました。

映画が思ったほどでなかったのは残念でしたが、あらためて小説を読んでみるともう少し良かったように思いました。