本と映画とアイドルと ~数少ない趣味の記録~

本や映画、アイドルについてまとめた、作詞家「福田花音」推しによる、記録のためのブログです

ハロヲタを卒業する日

2020-03-30 12:28:24 | アイドル
年が明けて、こぶしファクトリーの活動終了が発表されました。

そして今日、最後のライブが行われます。

この発表はまったく予期していなかったのでショックが大きく、ずっと気分は落ち込んだままでした。

メンバーは前を向いて走っているのに追いつけなくて。

昨年から今年にかけていろいろ変化がありすぎて、もはやこれ以上ハロプロを応援する気力も抜けてしまったようなので、こぶしファクトリーのラストライブをもって一緒に卒業することにしました。



今日はライブビューイングを見る予定です。

コロナの影響が無かったとしても、現地に行くことはもともと無理でした。

自分なりに力を入れてこぶし組として応援してきたつもりなので、最後の現場に参加できなかったのは何とも寂しい限りです。

最後のライブ現場は昨年の熊本公演。

あのときは「飛び納め」なんて言っていたわけですが、まさかそのまま「ライブ納め」になるとはわからないものです。



ハロプロにはまったのは2010年頃からなので、なんだかんだ10年ぐらいハロヲタしてきました。

ハロプロは20周年を迎えているので半分くらいしか見てきていませんが、いろいろな経験をしたので最後の思い出に振り返ります。



10年前にハロプロにはまる前から、世間の人並みにはモーニング娘。を知っていました。

モーニング娘。がデビューしたのは私が大学生の頃。

そのときには特に何とも思っていませんでした。

正直言うと「アイドルを応援するなんて」という偏見はあったと思います。



はまったのはそれから10年ほど経ったアラサーの頃。

きっかけはこのブログのどこかに書いているのでそちらを見てもらうとして、最初にいいなと思ったのはBuono!でした。

そこから少しずつ動画など見始めて、ハロコンを見たときには「アイドルのライブはこんな感じなんだ、なんか楽しそうだな」と思ったものです。



ハロヲタの知り合いもおらず、なかなか1人で現場に行くのは勇気が入りましたが、勇気を振り絞って初めて行ったライブがBuono!でした。

初めての現場がBuono!という人はなかなかいないのではないでしょうか。

そのときは棒立ちで見ていましたが、ライブ感に圧倒されました。

そこから現場の楽しさを求めるようになっていきました。



最初は近県に来たグループのコンサートに行くことが多かったです。

ハロコンを中心に、モーニング娘。や℃-uteのコンサートに行っていました。

そうこうしているうちにナルチカが始まり、ライブハウスツアーが主流になり始めました。



そこからかなりたくさんのライブに行くようになりました。

特にスマイレージとJuice=Juice。

今振り返ってみると、初武道館後のスマイレージのライブツアーや220公演を目指していたJuice=Juiceのライブツアーにはよく行きましたし、ほんと楽しかったです。

この頃から近場だけでなく、宿泊を伴うような遠征も始めました。



日本全国いろいろなところに行きました。

全都道府県を制覇することはできませんでしたが、北は北海道から南は鹿児島まで8割くらいは行けたのではないでしょうか。

ハロプロにはまっていなければ、ここまで外に出ることはなかったと思います。

毎週末のようにどこかへ出かけていたのは良い思い出です。



さて、スマイレージがアンジュルムに変わり、Juice=Juiceに新メンバーが入る中でこぶしファクトリーがデビューしました。

最初はこぶしファクトリーにはまるなんて思ってなかったです。

それが熱いライブに魅了され、圧倒的な一推しグループとなったわけです。

こぶしファクトリーのライブは本当に楽しかった。

あの現場での一体感は忘れられません。

お金と時間の制約もあり、もう最後のほうはこぶしファクトリーに絞って遠征していました。



そうやって楽しい日々を過ごしてきましたが、途中から少しずつ自分の気分に暗雲が立ち込めてきました。

メンバーというよりは事務所のやり方に。

特に自分の中で大きかったのはカントリー・ガールズのメンバーが兼任になったことです。

本当のところはわかるはずもありませんし避けられない理由はあったのかもしれませんが、外から見ている分には「このやり方はどうなのか」と疑心暗鬼になりました。

結果的にはアンジュルムやJuice=Juiceの知名度も上がって良かったのでしょうけど、自分の中ではモヤモヤが残ったままでした。



そして最近では、ジャンプ禁止やライブ中の撮影可などの施策も始まりました。

意見が分かれるところですが、このあたりも自分の中ではどうかなと思っていました。

次々と卒業していくメンバーやカントリー・ガールズの解散などもあって、昨年の後半はすでにそこそこ気持ちが切れかかっていました。



そんな切れそうな気持ちをつなぎとめてくれていたのが、こぶしファクトリーだったんです。

その頃から「こぶしファクトリーで最後かな」と思うようにはなっていました。

でもそれはあと何年か先と思っていました。

25歳定年説が逆に変な安心感をもたらしていて、あと4、5年は続くかなと。

だからこそショックが大きく、何かがふっと切れてしまいました。



各グループ、メンバーの入れ替わりが頻繁に起きていた中で、正直こぶしファクトリーには新メンバーを入れないでほしいなと思っていました。

℃-uteみたいに5人で行けるところまでいって、そのまま解散がいいなと。

そういう意味では終わり方は自分の願っていたとおりとも言えます。

ただ早かった。

もっと見ていたかった、応援していたかったというのが本音です。

去年のNHK大阪ホールでの単独コンサートで感じた信じられないくらいの一体感。

もっと大きな会場になったらどんなことになるのか、妄想を膨らましていたのですけど叶わない夢となってしまいました。



未練がましいことをつらつらと書いてきましたがボチボチ最後にします。

最後のほうは不満に思うこともありましたが、総じてこの10年間は充実していて楽しかったです。

その点は本当に感謝しています。

偏見を抱いていた自分を恥ずかしく思います。

アイドルがファンに力を与えるのはほんとだなと、今は言えます。

去りゆく自分が言うのも説得力がありませんが、アイドルを応援するのも楽しいですよ。



さて、ハロヲタを卒業するとポカっと趣味の時間が空いてしまいます。

また何か新しい趣味を見つけないと。



最後になりましたが、今までありがとうございました。


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