本と映画とアイドルと ~数少ない趣味の記録~

本や映画、アイドルについてまとめた、作詞家「福田花音」推しによる、記録のためのブログです

こぶしファクトリー ライブツアー 2019 ~春麗~@広島クラブクアトロ

2019-07-04 18:03:39 | -こぶしファクトリー
6月23日に広島クラブクアトロで行われた、こぶしファクトリーのライブに参加してきました。

4月から始まったツアーの千穐楽。

追加があるかなと期待していましたけどありませんでした。

しかし代わって、秋ツアーの発表がありました!

それを糧に生きていかないと、と思いました(笑)


昼公演は奇跡の1桁番台だったので端っこでしたが最前で見ることができました。

ごく稀に最前に行けるような番号が出るので大事にしないと。

ただ自分の場合、そこまで最前に固執はしていません。

どちらかというと周りにスペースがあるほうが楽しめるので、早い番号で入っても後ろとか壁際に行くことが多いです。

推しである浜浦彩乃ちゃんもそんなに前は見てくれないので(笑)


今回のツアーは終盤に体力を奪われるセトリだったなとあらためて思いました。

『一丁目ロック!』から『亀になれ!』、『シャララ!やれるはずさ』、『ドカンとBREAK!』につながる流れは辛かったです(笑)

このあたりの楽曲はこぶし組がたいてい歌うところがあり、またメンバーからジャンプすることを要求されるところがあり、調子に乗っているとすごく疲れます。

ジャンプと言っても推しジャンではなく、飛び跳ねているメンバーにつられて飛びたくなるもので心地よいです。

そういえば『ドカンとBREAK!』はこのツアーで初披露されたはずなのに、すでに定番曲のような楽しい曲に育ちました。

曲が成長していくところを体感することができて良かったです(20:38~)。




春ツアーは全公演のうち半分くらいは参加できました(行けるはずだった秋田と仙台が仕事で行けなくなったのは残念でした…)。

やっぱりこぶしファクトリーのライブは楽しいなと実感しました。

秋ツアーも決まったことですし、できるだけ参加していきたいです。

とはいえ、いま発表されている日程だとあまり行けないのですよ(泣)

追加があることを期待しています!


現場に通っていると、今のこぶしファクトリーの充実ぶりをいろんな人に見てもらいたいと強く思うのですけど、残念ながらツアーのDVDなどの映像作品がほとんどありません。

他のグループ含め、大きい会場での映像作品は発売される一方で、ライブツアーは映像作品が発売されません。

さまざまな事情があるのでしょうけど、今のライブツアーを収めないなんてもったいないなぁと感じます。

きれいにまとまっていなくても引きの固定カメラ映像だけでも構わないので、そのときどきのライブを感じられるDVD映像が欲しいです。

あとはDVDマガジンでライブMCを入れてくれたりすると最高です。


『消せやしないキモチ』や『亀になれ!』、『ドカンとBREAK!』などライブ曲も増えてきたので、そろそろアルバムも期待したいところですね。


秋までしばらくヲタ活はお休みして、お金と時間を貯めておくことにします。。。


2019年-16、17公演目

こぶしファクトリー 盛りだくさん会@東建ホール・丸の内

2019-06-29 11:37:15 | -こぶしファクトリー
5月25日に東建ホール・丸の内で行われた、こぶしファクトリーの盛りだくさん会に参加してきました。

盛りだくさん会とはシングルやアルバムが発売されるときに開催されるイベントで、個別握手会の他にサイン会やチェキ会などいろいろ含まれているものです。

これまで参加したことがなかったのですが、今回思い立って参加してみることにしました。

何事も経験が大事!


初めてだったので何から何までとにかく緊張しました。

まず勝手がわからないのでそこであたふたしてしまい、なおかつメンバーと近すぎて緊張が止まらず、訳がわからないうちに終わっていました…


そんなわけで初めての経験を冷静になって振り返ってみましょう。


盛りだくさん会への申し込み

盛りだくさん会へ参加するためには対象となるCDを予約購入する必要があります。

申し込みサイトはforTUNE musicでした。

基本は新曲のCDを予約購入しますが、イベントの内容によって購入する対象が変わってきます。

今回のこぶしファクトリーの場合、たとえば個別握手会は通常盤1枚につき握手券が1枚付いてくる一方、チェキ会に参加したければ4タイプ(初回生産限定盤A、Bと通常盤A、B)のまとめ買いが必要です。

自分はせっかくの初参加だったので、ひと通り経験してみることにしました。

お金の話をするのは野暮ですが、それなりにかかります…


会場での受付

イベント当日、まずは会場へ出かけます。

イベントごとに開催時間が決まっていて、さらに受付時間が決まっています。

受付時間になるとイベントが行われるフロアに入ることができます。

このときにその時間帯の券はまとめて受付で確認されます。

イベント開始時間前であれば、最初に訪れたいメンバー(個別の場合)を決めてそのメンバーのブースに並んで待ちます。

イベントが始まり持っている券がすべて無くなったら、一旦フロアの外に退場します。

そして次のイベントの受付時間が来たら、ふたたび受付を済ませてフロアに入るという流れです。

細かく時間が分かれているので時間の管理には要注意です。


<個別ジャンケン会①>12:00~12:30(受付時間11:55~12:10)

メンバーとじゃんけんして、勝てば2shotチェキ、あいこは20秒間握手、負けたら10秒間トークとなる、結果によって変わるイベントです。

自分は広瀬彩海ちゃん1枚で臨みました。

盛りだくさん会の最初の経験で、出番が近づくにつれ緊張がピークに(笑)

いざ自分の番がやってきて広瀬彩海ちゃんとジャンケンしました。

すでにこの時点でまともに顔を見られない状態だったわけですが(苦笑)、ジャンケンには負けてしまって10秒間トークになってさらにパニックに…

トークにどんな感じで臨めばいいかもまったくわからなかったので、ひとまず初めて盛りだくさん会に参加したことと、福岡のライブMCで話していた「こぶし組推しメン見過ぎで視線が合わない問題」について聞いてみました。

メンバーと話すことに慣れておらず、間が空くと気まずいという気持ちになって焦って話している内に一方的に喋りすぎてしまい、ほぼ10秒間フルでこちらから話してしまいました(会話になってない…)。


<"全身"2shotチェキ会>12:45~13:05(受付時間12:40~12:50)

メンバー1人と全身2shotチェキが撮れるイベントです。

全身が強調されているのは、通常のチェキでは椅子に座って撮るパターンが多く、立って全身が写る形は珍しいからだと思います。

この場合、立った状態でのポージングが指定できるので、それがプレミア感あるのでしょう。

自分は浜浦彩乃ちゃんと1枚撮ってもらいました。

ブースに入る前にポーズをスタッフさんに伝えて、ブースに入ったときにスタッフさんがメンバーに伝えてくれる方式でした。

初めてチェキを撮る自分は超ベタな「大佐ポーズ」を指定しました。

ブースに入ったら床に印があるのでそこに立ってチェキを撮ってもらいます。

隣にメンバーがいると思うとそれだけで緊張しますが向かい合うわけではありませんし、握手会みたいに会話をするわけでもないので、変な話、気が楽でした(笑)

チェキを受け取った後にちゃんと撮れているか確認する待機エリアがあって、そこで問題ないか確認します。

ポーズは指定しているもののチェキを撮るときにメンバーを見ているわけではないので、それまでどんなチェキになっているかわからずドキドキします(笑)

初チェキを見た感想ですが、ばっちりポーズが決まっているのはさすがアイドルだなと思いました。

浜浦彩乃ちゃんの場合、大佐ポーズを指定する人は多いと思うので慣れているのもあると思いますが、見事に可愛らしいポーズで自分は感激しました(泣)

(ちなみにチェキはTwitterにアップしてあるのでどんなポーズだったかはそちらを参照してください)


<全員チェキ会>13:20~13:50(受付時間13:15~13:30)

2shotの次は全員チェキでした。

盛りだくさん会があるとTwitterでよくチェキが流れてきますが、そのよくあるチェキを自分でも撮ってきました。

こぶしファクトリーの全員チェキはポーズ指定が意味をなさないことで有名で(笑)拡大解釈されてフリーダムな感じです。

自分は無難にダブルピースでお願いしました。

出来上がりを見てみたら一応は全員ピースを2つ作ってくれていたので良しとします(笑)

全員チェキはメンバーに囲まれたイスに座って撮るのですが、それがまたとても緊張します。

出来上がるまでメンバーがどんなポーズをしていたかわからないので、そのドキドキ感も味わえて楽しかったです。


<全員サイン会>14:50~15:10(受付時間14:45~14:55)

全員サイン会ではあらかじめ用意された色紙に指定した名前を入れて、メンバーそれぞれがサインを書いてくれます。

サインを書いてくれている間は話もできるということでしたが、何を話していいかわからず終始無言で通り過ぎてしまいました…

前にJuice=Juiceのアルバムが発売されたときにライブ会場でのサイン会には参加したことがあったんですけど、あのときよりひどかったですね。。。


<個別握手会①>15:30~16:00(受付時間15:25~15:40)

個別握手会の参加券はランダムになっています。

今回は広瀬彩海ちゃん・野村みな美ちゃん・井上玲音ちゃんのAグループと浜浦彩乃ちゃん・和田桜子ちゃんのBグループに分かれていて、通常盤1枚につき握手券が1枚付いてきますがそのときにどちらかのグループを指定するとその中からランダムで握手券が付いてきます。

個別握手会でよく「ランダムがどうのこうの」という話を見ていましたが、このことかと納得しました。

それでもこぶしファクトリーはメンバーの数が少ないので、比較的推しメンの参加券を手に入れやすいのではないでしょうか。

自分は浜浦彩乃ちゃん推しなので1回目の握手会のBグループを2枚購入しました。

…最初は。

実は盛りだくさん会の予約販売は1次、2次といった具合に何回かに分かれて締切がやってきます。

最初の段階でBグループ2枚にしておいたのですが、後からだんだん「せっかく参加するのだから」と考えるようになり、後からAグループを2枚追加しました。

握手券が届いたところ、Aグループは広瀬彩海ちゃんと井上玲音ちゃんが1枚ずつ、Bグループは浜浦彩乃ちゃん2枚でした。

そんなわけで初の個別握手会に臨んだわけです。

握手会自体はライブの後にもあるので経験済みですが、さすがにそのときよりは時間が長いです(といっても数秒でしょうけど)。

二言、三言くらいは話せて、こちらから話しかけて返事をもらえるくらいの時間はあるので、多少なりとも会話できます。

ライブ後は高速で、「ありがとう」とか「楽しかった」くらいしか言っていないので、短くても話しているという感覚は新鮮でした。

でもやっぱり苦手です(汗)

ほんとに短い時間なんでしょうけどどうしても沈黙ができるのを嫌ってまとまりのないことを話しかけ、間が持たないので早々に立ち去ろうとしてしまうという…

しかも各メンバーの列の調整のためまとめ出しを推奨されていたのでそうしたほうがいいのかなと無計画にまとめ出ししたことにより、浜浦彩乃ちゃんとの握手ではより間が持ちませんでした。。。


<個別握手会②>16:15~16:45(受付時間16:10~16:25)

最初の予定では、個別握手会1部に参加すればひと通り経験したことになるので帰ろうと思っていましたが、次々にやってくる予約販売の締切に促され、2部もBグループから2枚追加で購入してしまいました。

別々に締切がやってくるとあまりお金を払っていないような気になってくるので恐ろしいシステムだと思いました(笑)

浜浦彩乃ちゃんと和田桜子ちゃんが1枚ずつだったので、1回ずつ握手をしてきました。

うまく話すことはできませんでしたが、それでもこちらが話したことに対して答えが返ってくる経験はできましたし、最後に浜浦彩乃ちゃんが「ライブにも来てね」と言ってくれて、それがとても可愛かったので、終わり良ければすべて良しでした(笑)



この後、個別握手会③と個別ジャンケン会②が行われましたが、自分は券を持っていなかったので帰宅しました。

初の盛りだくさん会で緊張しましたけど、参加してみて良かったです。

はっきりいって全然うまく話せなかったです。

人見知りが過ぎるし話下手すぎるしで、正直ふだんの生活でも困るくらいコミュニケーションが苦手な自分ですが、それでも良かったなと思います。

個別握手会はメンバーの爆笑が聞こえてきたりもして「一体何を話しているんだろう?」と気になったり、そんな楽しい話ができていない自分に凹んだり(苦笑)

でも直接メンバーに応援していることを伝えられるのは本当にありがたい機会だなと思います。

盛りだくさん会に参加したことがない方は一度参加してみてはいかがでしょうか。

たぶん自分より話せない人はいないと思うので大丈夫です(笑)


自分も経験値が増えてきて、主要なイベントで参加したことがないのはバスツアーくらいです。

これがまたいろいろな理由でハードルが高いですが、参加できるタイミングがあれば考えてみます。

こぶしファクトリー ライブツアー 2019 ~春麗~@松山サロンキティ、高松オリーブホール

2019-06-07 17:19:27 | -こぶしファクトリー
5月18日に松山サロンキティで、19日に高松オリーブホールで行われた、こぶしファクトリーのライブに参加してきました。

今回のライブツアー、ここまではなかなかの出席率です。

比較的近場が多くて参加しやすかったので。

四国もドライブがてら行くのにちょうど良くて意外と行きやすいです。


松山には何度か来たことがありましたがいつもWStudioREDだったので、今回のライブハウスは初めてでした。

やや年季の入った「ザ・ライブハウス」という感じであまり大きくはなかったですが、そこまで見にくくもなかったです。



高松はオリーブホールと高松MONSTERの2ヶ所があります。

高松MONSTERは狭く感じる一方、オリーブホールはイベント用スペース的な感じで天井が高くすっきりとしていて広く感じられるので、高松だとオリーブホールのほうが嬉しいです。

(こんな風に各地のライブハウスに詳しくなりつつあります笑)


ホールコンサートが終わってからのライブハウスでしたが相変わらずの盛り上がりで、決して広くはない空間ですがだからこその楽しさがあることを再認識しました。

これから少しずつホールコンサートが主体になっていくのだろうと思います。

それはそれで嬉しいことではありますが、地方のライブハウスにも来てほしいものです。


今回はライブもさることながら、交流なるものを初体験しました。

自分はいつも1人でライブに出かけ、ライブを楽しみ、終わったらスッと帰る感じのスタイルです。

ごくまれに隣の方とかが話しかけてくれて少しお話することはありましたが基本は1人。

超が付くほどの人見知りなのでそれはそれで構わなかったですし、この時代ツイッターで感想を共有できたりもするので1人参戦でも楽しむことはできます。

ただ今回はツイッターでお知り合いの方と少しお話させていただきました。

現場で人と話をするなんて滅多にないことなので(?)貴重な経験でした。

そもそも普段の身のまわりでもハロプロの話をする人はいませんから、会話でメンバーの名前を自分の口から発することがなく、それだけで変な感じでした(笑)

会ったことのない方でも共通の趣味があれば話ができるものなんだな~と感じました。

これを機に、現場でも少しずつお知り合いを増やしていければと思います。


2019年-12~15公演目

こぶしファクトリー・浜浦彩乃 バースデーイベント2019@山野ホール

2019-05-31 17:46:09 | -こぶしファクトリー
5月10日に山野ホールで行われた、浜浦彩乃ちゃんのバースデーイベントに参加してきました。

昨年に引き続き2回目の参加です。

こぶしファクトリー・浜浦彩乃 バースデーイベント@山野ホール

誕生日よりやや遅れての開催でしたが今年もやっぱり行っておかないと、と思って行きました。


金曜日開催でしたが午後に休みを取れば行けると思っていました。

…がまさかの会議が長引いて予定していた新幹線に乗れず、急遽飛行機で行くことにし、それでも間に合わず遅刻しました。。。

最初から見られなかったのは残念でした。

ついてなかったですね。

これが地方の宿命ですがそれも込みで応援していますから。


でも最後、Buono!の『Last Forever』を歌っているときに投げてくれていたサインボールが見事にこちらに飛んできて、図らずも手に入れることができました。



遅刻したのは不幸でしたがサインボールをもらえたことでチャラに、いやお釣りがくるくらいでした(ヲタクはチョロいものです笑)。


自分は浜浦彩乃ちゃんが語る言葉が好きです。

スラスラと言葉が出てくるわけではないけれど率直な想いを聞かせてくれているようで、そういう真っ直ぐなところが魅力だなと思っています。

今回は最後のMCで、初のホールコンサートや卒業公演など節目のライブだけでなく1回1回を大切にしていきたい、というようなことを語っていました。

誰にでも言えることですけど明日が当たり前にやってくるわけではありませんし、怪我や体調不良でしばらく活動休止することもあるかもしれません。

しょっちゅうライブに行っていると、メンバーがいるのが当たり前に思えてきてしまいます。

あらためて自分を戒めなければ、と思いました。

また大成功したホールコンサートを経験した後だけにホールに目が向くのも仕方ないと思うのですけど、ライブハウスツアーも大切にしてくれそうな想いを知ることができて良かったです。


これからも応援していきます!


2019年-11公演目

こぶしファクトリー ファーストコンサート2019 春麗~GWスペシャル~@NHK大阪ホール

2019-05-26 10:50:13 | -こぶしファクトリー
5月6日にNHK大阪ホールで行われた、こぶしファクトリーのコンサートに参加してきました。

こぶしファクトリーにとって初のホールコンサート。

とても楽しみにしていましたし、その想像を超えてはるかに楽しいコンサートでした。


凄まじいまでの一体感

こぶしファクトリーの曲は振り付けがシンプルで真似しやすかったり、コールが入れやすかったり、一緒に歌えるところが多かったりするので、ライブハウスという空間では毎回かなり盛り上がることをずっと経験してきました。

それがホールという大きな空間になったときどうなるか。

心配はしていませんでしたが、ふだんのライブはあまり来ていないとかこぶしファクトリーを初めて見るとか、そういう方も増えるでしょうから、少し薄まる感じかなと想像していました。

しかしその予想に反して、ありえないくらいの盛り上がりになりました。

よく声が出ていましたし、Oh Noジャンピンのような飛んで楽しむところは大勢が飛んでいましたし、『シャララ!やれるはずさ』みたいに一緒に歌うところがある曲では皆で歌っていましたし、ライブハウスの感覚がそのまま広がったというより増幅したような感じで、これには圧倒されました。

こぶしファクトリーのライブにあまり来たことのない方でも自然と声が出たり、振り付けを真似したり、飛んでみたりしたんじゃないかなと思います。

円陣と肩組みでおなじみの『バッチ来い青春!』でも、肩を組んでいる方が多かったです。

ここまでの盛り上がりはオープニングで決まったといっても過言ではないでしょう。

カッコいいSEから始まり、メンバーが登場して拳を掲げて「こ・ぶ・し!」と繰り返すことでこぶし組が声を出す準備は整ったはず。

そのあと1曲目の『これからだ!』は最後に一緒に歌うところがあり、すでにこの時点でラストの曲かなと思えるくらい盛り上がっていました。

心の底から楽しかったです。


アカペラメドレー

こぶしファクトリーといえばアカペラです。

もちろんこのコンサートでも披露されました。

どんどん進化しているので今回はどんなアカペラか、とても楽しみにしていました。

メンバーがはけた後、まずは『チョット愚直に!猪突猛進』のアカペラとともにオフショットのような映像が流れました。

5人の楽しそうな様子が伝わってきて良かったのと、ライブツアーの福岡と佐賀のアンコール明けに撮っていた映像が挟まれていて、「ここで使うんだったのか」と納得しました。

その後、井上玲音ちゃんがソロで登場して見事なヒューマンビートボックスを披露してくれて、ボイスパーカッションを始めてからの進歩が早いなと感心させられました。

その後は『桜ナイトフィーバー』と『サンバ!こぶしジャネイロ』のアカペラと続いていきました。

何度も書いていますが、本当に強い武器を手に入れたなと思います。


『未熟半熟トロトロ』

この曲のとき、モニターにはこぶしファクトリー結成の瞬間からの振り返り映像が流れていました。

こんなの泣くでしょ、と。。。

8人でスタートして華々しいデビューを飾った後、なんだかんだあって今の5人体制になり、いろいろあったなぁと懐かしくなりました。

5人での再スタートは苦しいこともたくさんあったと思いますが、よくぞここまで盛り返してくれました。

微力ながらずっと応援してきたので感慨深いものがあります。

またこの曲の作詞は福田花音ちゃんですが、ハロプロ研修生から結成されたこぶしファクトリーのここまでの軌跡をよく反映していて、余計に感情移入してしまいます。

映像とマッチして非常に良い歌詞だと思います。




『ナセバナル』の静寂

珠玉のバラードである『ナセバナル』がこのコンサートで記憶に残る1曲になりました。

最後のサビで野村みな美ちゃんが「いつかはつ~かみ~」と歌い、その後の「た~い~」をメンバーみんなで歌うところがあります。



いつもはそれほど間を取らないところ、今回のコンサートでは十分すぎるくらいの間を取りました。

そのときの会場の静寂さといったらなかったです。

それまでこれでもかと盛り上がってきた中、ここの部分では誰も声を発さずに余計な物音もせず、空調の音が聞こえるくらいと表現している人もいましたがほんとにそれぐらい静かな空間でした。

ピンと張りつめた空間にゾクッとした瞬間でした。


和太鼓

今回のコンサートで和太鼓が初披露されました。

4ヵ月くらい練習に取り組んできたそうです。

これは見てもらわないと伝わらないのですがカッコよかったです。

そしてこの流れで『ドスコイ!ケンキョにダイタン』に入るところもよく、曲中でも和太鼓を使っていました(5:42~)。



趣向を凝らしてよく考えられたセトリだなと思いました。


最後は『辛夷の花』

コンサートのラストを締めくくる曲は大事です。

本編最後はライブ新曲の『ドカンとBREAK!』で、予習動画が公開されていたので新曲でも盛り上がりました。

楽しい曲です。



そしてアンコールの最後は『辛夷の花』。

ある意味では予想どおりでもありますけど、何度聴いても心に響く曲です。

白のペンライトで埋め尽くされた会場も綺麗でした。




とても素晴らしいコンサートでした。

2日間4公演しか開催されなかったことがあまりにも惜しく感じます。

少ないからこそ、そこに注ぎ込まれるエネルギーが大きかったこともあるかもしれませんが。

初の単独ホールコンサートだったからこちらの思い入れも強くて、それが余計に感情を昂らせたのでしょう。


今のハロプロでは少ない人数のグループですが、決してホールを大きく感じることはなかったです。

こぶしファクトリーもホールでお客さんをしっかり巻き込んでいけます。

さらに大きい会場でこれほどの盛り上がりを実現したらどうなってしまうのか、夢は膨らみます。


2019年-9、10公演目