本と映画とアイドルと ~数少ない趣味の記録~

本や映画、アイドルについてまとめた、作詞家「福田花音」推しによる、記録のためのブログです

2010年 読書リスト

2010-12-31 23:59:00 | -読書 2010
2010年に読んだ本のリストです。

【本15冊目-2010】ハーバードの人生を変える授業
【本14冊目-2010】インシテミル
【本13冊目-2010】少女
【本12冊目-2010】投資ミサイル-今度こそ最後まで読める、あなたを成長させる投資ノウハウ
【本11冊目-2010】残業ゼロ!時間と場所に縛られない クラウド仕事術
【本10冊目-2010】聖女の救済
【本9冊目-2010】ガリレオの苦悩
【本8冊目-2010】Nのために
【本7冊目-2010】たぶん最後の御挨拶
【本6冊目-2010】夢はトリノをかけめぐる
【本5冊目-2010】預金じゃイヤだけど投資はコワい ボクの”負けない”人生戦略
【本4冊目-2010】経営思考の「補助線」
【本3冊目-2010】さまよう刃
【本2冊目-2010】仕事ができる人はなぜレッツノートを使っているのか?
【本1冊目-2010】赤い指

【本15冊目-2010】ハーバードの人生を変える授業

2010-12-14 23:11:29 | -読書 2010
よそ様のブログで紹介されていたこちらの本。


ポジティブ心理学と呼ばれるもので、これまでの考え方を変えるヒントがまとめられています。

ネガティブ志向な自分なので、その紹介を見ただけで即アマゾンへ。

少しはポジティブに考えたいと思っているんですけどなかなかできない…

参考にしようと思って読んでみました。


考え方や行動に関して助言があり、「今日から実践すること」的なものもありました。

実践することの多くは、自分の思っていることを書きだして、それを改めて見つめてみるというものです。

頭で考えるだけではなく、それを文字に起こしてみることは、確かに新しい発見があるかもしれません(この本に限らず)。

ブログやツイッターもその手段の1つでしょうか。

内なる気持ちはブログなどになかなかさらけだせるものではありませんが。


読んだ感想ですが、この本、奥が深いような気がして今ひとつ理解できていないように思います。

もう一度読んでみようかな。

【本14冊目-2010】インシテミル

2010-11-06 23:04:46 | -読書 2010
米澤穂信さんの『インシテミル』を読みました。


映画を見た後、本屋によってぱらぱらとめくってみたら「面白そうな予感」がしたので購入したんです。

↓映画の感想はこちら。
2010年10月24日 インシテミル

…そしてやはり面白かったです。

どうしても映画は本には敵わないでしょうか。

映画は決まった時間で上映しなければいけないので、本で描かれている細かな描写はどうしても省かないといけないところも出てくるでしょう。

じゃあ時間をたっぷりとって(例えば連続ドラマなどにして)描写を増やしていくと本に匹敵するものができるかというとそういう気もしないです。

本は自分の頭で想像しながら読むので、きっと読む人によって思い浮かべている映像は結構違うと思います。

だから映像化されると「何か違う」と思ってしまうのでしょう。


ただ映像が優れている面もあります。

たとえば、『インシテミル』は映画を先に見たので、ある程度、状況を想像するのに役立ちました。

少し現実離れした世界というのは(型が固定されてしまうかもしれませんが)作られた映像が想像を助けてくれます。

あとは登場人物のイメージとか。

登場人物こそ、読者によって千差万別、いろんなイメージをもちますよね。

自分の場合は、たとえばガリレオシリーズはもう福山雅治さんで固定されてしまっています。


それぞれ優れている面、欠けている面がありますが、今回は本のほうがおもしろかったです。



以下、登場人物と武器について映画と小説で違った点などまとめますので、まだ観ていない、読んでいない方は見ないほうがいいと思います。



-映画-
・登場人物(10人)
結城 理久彦(藤原 竜也)
須和名 祥子(綾瀬 はるか)
関水 美夜(石原 さとみ)
大迫 雄大(阿部 力)
橘 若菜(平山 あや)
西野 宗広(石井 正則)
真木 雪人(大野 拓朗)
岩井 荘助(武田 真治)
渕 佐和子(片平 なぎさ)
安東 吉也(北大路 欣也)

・武器
吊り天井のリモコン(圧殺)
ボウガン(射殺)
銃(銃殺)
火かき棒(撲殺)
弛緩剤(薬殺)
青酸カリ(毒殺)
ナイフ(刃殺)
斧(斬殺)
アイスピック(刺殺)
釘打ち機(撃殺)


-小説-
・登場人物(12人)
結城 理久彦
須和名 祥子
関水 美夜
大迫 雄大
橘 若菜→若菜 恋花
西野 宗広→西野 岳
真木 雪人→箱島 雪人、真木 峰夫
岩井 荘助(?)
渕 佐和子
安東 吉也
☆釜瀬 丈

・武器
吊り天井のリモコン→吊り天井の動作スイッチ(圧殺)
ボウガン(射殺)
銃→空気ピストル(銃殺)
火かき棒(撲殺)→(殴殺)
弛緩剤→ニコチン(薬殺)
青酸カリ→ニトロベンゼン(毒殺)
ナイフ(刃殺)→×
斧→手斧(斬殺)
アイスピック→氷のナイフ(刺殺)
釘打ち機→スリングショット(撃殺)
☆マンドリン(撲殺)
☆赤い丸薬(自殺)?
☆ウッドクラブ(爆殺)
☆紐(絞殺)


まず、登場人物は人数が違います。

まとめてみて気付いたのですが、名前が変わっている人物が数名と、小説の箱島、真木が1人の人物にまとめられています。

そして釜瀬は外されてる…

イメージだと映画の西野と安東が逆かな~という感じです。

あとは大体は小説と同じ感じでした。


登場人物が違えば武器の数も違うので、殺害される人物や殺害方法が小説と映画で入れ変わっているところもありますが、よく考えると殺害する側、される側が異なっているだけでパターンは踏襲されていたようにも思えます。

終盤に向かうとだいぶ違いが出てきます。

だから結末は映画と小説で異なります。

小説を読んだ人でも楽しめるような映画にされているのでしょう。


武器と言えば、数だけじゃなく少し内容も違っています。

そして実は小説のほうは武器が13種類出てきています。

ここに小説にはトリックが使われています。

12人に対して13個の武器、こういう矛盾が結構好きなんです。

さらに武器の説明が充実してます。

自分は小説を幅広くは読んでいないので知らない作品がほとんどでしたが、ミステリー好きの方は楽しめると思います。


映画のお陰でこの小説にたどり着いたという点で、映画を観てよかったです。

そして『そして誰もいなくなった』をもう一度読みたくなりました。

【本13冊目-2010】少女

2010-10-28 22:43:46 | -読書 2010
湊かなえさんの小説『少女』を読みました。


この本はちょっと前に(多分、夏休みよりも前ぐらい?)読み終わっていたんですけど、感想をまとめていませんでした。

内容を忘れかけてるから、やっぱり読んだら早めに感想をまとめるようにしよう。


この小説は2人の高校生が主役です。

「人が死ぬ瞬間を見たい」という不謹慎な欲求を満たすため、1人は病院へボランティアへ、1人は老人ホームで手伝いをすることにしました。

最初は2人の行動がばらばらに描かれていますが、徐々に互いに関連のある人が出てきて1つの話へ収束していきます。

最後には意外な展開が待っています。


読み始めたときは、言い方が悪いですが「また暗そうな話だな~」と思っていました。

でも読み終わったあとは、今まで読んできた本の中ではそれほど後味が悪くない感じでした。


湊かなえさんの小説は『告白』以来なぜかはまっています。

2009年12月31日 【本6冊目-2009】告白

本屋で新作を見掛けるとすぐ買ってしまいますね。

今は東野圭吾さんと湊かなえさん、この2人の小説を集中的に読んでいます。


読んでいない本が溜まってきたから早く読まないとな…

【本12冊目-2010】投資ミサイル-今度こそ最後まで読める、あなたを成長させる投資ノウハウ

2010-09-02 22:56:43 | -読書 2010
休み中に『投資ミサイル』という本を読みました。


これはツイッターで知った本。

会社の新規事業を考えるときの計画書の話から始まり、資産運用や不動産投資までの話がストーリー仕立てで進んでいきます。

いろいろ教えてくれるのがロボット取締役。

何の違和感もなく生活している模様です(笑)

ストーリーの最後には感動的なシーンまで…


おそらく分かりやすく書かれていると思うのですが、まだまだ自分の知識不足。

貸借対照表とかの話も出てくるので「ここは簿記3級の力の見せ所だ」と思ったものの力及ばず。。

でも、簿記の勉強をしてなかったらもっと分からなかったと思います。

こういうときに、分野に限らず勉強はいつでも必要だなと感じますね。