本と映画とアイドルと ~数少ない趣味の記録~

本や映画、アイドルについてまとめた、作詞家「福田花音」推しによる、記録のためのブログです

【2013 好きな本ランキング】

2014-01-04 23:48:50 | -読書 2013
昨日に続いて、今度は2013年に読んだ本のランキングを紹介します。

本といっても、読んだものは小説もあれば自己啓発本もあり、投資関連もあるなど種類はいろいろです。

ジャンルの分け方も難しいし、ジャンルごとに比較できるほどの冊数は読んでいないのですが、自分なりのジャンル分けでそれぞれの1位を紹介してみようかと思います。

昨年読んだ本は全部で33冊でした。


【本33冊目-2013】1万円起業 片手間で始めてじゅうぶんな収入を稼ぐ方法
【本32冊目-2013】祈りの幕が下りる時
【本31冊目-2013】科学がつきとめた「運のいい人」
【本30冊目-2013】ほったらかし投資術 インデックス運用実践ガイド
【本29冊目-2013】社会人大学人見知り学部 卒業見込
【本28冊目-2013】税金がタダになる、おトクな「NISA」活用入門
【本27冊目-2013】勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力 ビジネス思考法の基本と実践
【本26冊目-2013】高校入試
【本25冊目-2013】℃-ute OFFICIAL BOOK『9月10日は℃-uteの日』
【本24冊目-2013】ノマドワーカーという生き方
【本23冊目-2013】私の嫌いな探偵
【本22冊目-2013】あたらしい働き方
【本21冊目-2013】映画 謎解きはディナーのあとで
【本20冊目-2013】そろそろ会社辞めようかなと思っている人に、一人でも食べていける知識をシェアしようじゃないか
【本19冊目-2013】世界一やさしい金融工学の本です
【本18冊目-2013】夢幻花
【本17冊目-2013】やる気の出る経済学~「アベノミクス」から「ももクロ」まで~
【本16冊目-2013】蒼林堂古書店へようこそ
【本15冊目-2013】林真紅郎と五つの謎
【本14冊目-2013】あなたが輝く趣味起業のはじめかた:楽しみながらお金と幸せを引き寄せる!
【本13冊目-2013】金融のプロに騙されるな 生命保険・投資信託との正しいつきあい方
【本12冊目-2013】IDOL DANCE!!!:歌って踊るカワイイ女の子がいる限り、世界は楽しい
【本11冊目-2013】謎解きはディナーのあとで3
【本10冊目-2013】お金という人生の呪縛について
【本9冊目-2013】働かないって、ワクワクしない?
【本8冊目-2013】プロカウンセラーの聞く技術・話す技術
【本7冊目-2013】これがメンタリズムです メンタリストになれる本
【本6冊目-2013】六つの手掛り
【本5冊目-2013】人間関係をしなやかにする たったひとつのルール はじめての選択理論
【本4冊目-2013】売れ続ける理由~一回のお客を一生の顧客にする非常識な経営法
【本3冊目-2013】誰が音楽を殺したか?
【本2冊目-2013】仕事&恋愛でモテる声になる方法 声を変えるとこんなにモテる!
【本1冊目-2013】「お金の流れ」はこう変わった!松本大のお金の新法則


こうやって振り返ってみると、「そういえばこういう本も読んだなぁ」ということが思い返されるので、ブログにまとめておくことに意義がありますね。

それでは、「小説部門」、「自己啓発部門」、「金融部門」、「エンターテイメント部門」に(勝手に)分けて、第1位を紹介します。


【小説部門-第1位】『蒼林堂古書店へようこそ』
大好きな東野圭吾さんの作品を抑えて、乾くるみさんの作品を1位にしました。何と言っても本全体に施された仕掛けが、読後に十分な満足感を与えてくれました。乾さんの作品はとても凝った、ユニークな仕掛けがなされているのが特徴ですので、お薦めです。

【自己啓発部門-第1位】『働かないって、ワクワクしない?』
自己啓発と言っておきながら、働かないことを推奨する本を1位にしているのですが、これは働くことや休むことに対する、流行りの言葉で言うとワークライフバランスに関する考え方を学ぶことができた本です。

【金融部門-第1位】『ほったらかし投資術 インデックス運用実践ガイド』
投資をするにあたり、やはり勉強して自分で考えることが必要だなと再確認できた本です。インデックス投資を実行している人の中でも、資産配分からして大きく違う場合があります。それぞれが自分のポリシーを持って実施していることであって、どれが正解かはわかりません。だからこそ、手間がかからないインデックス投資と言えど、自分で考える必要があるのだと思います。

【エンターテイメント部門-第1位】『IDOL DANCE!!!』
パスポなどの振付を担当している竹中先生の著作です。アイドルというと単にかわいければよくて、実力などはなかなか注目されにくいですが、やっぱりダンスを含めたパフォーマンス力は相当鍛えられているのです。だから、いろいろな人にとりあえずは(以前の自分がそうだったように)偏見を持たずに見てもらいたいなと思うようになりました。特にこの本を読んでからはダンスにもいろいろな意味があることを知ることができました。


映画と同じく、今年は昨年以上に多くの本を読むことが目標です。

【本33冊目-2013】1万円起業 片手間で始めてじゅうぶんな収入を稼ぐ方法

2013-12-28 11:31:06 | -読書 2013
最近こういう本をちょこちょこ読むようになりました。


副題は「片手間で始めてじゅうぶんな収入を稼ぐ方法」。

ちなみに監訳は『あたらしい働き方』の本田直之さんです。

起業とは大袈裟なものではなく、身近なちょっとしたことから収入を得ることが可能だということを、世界中の起業家の例を挙げて説明している本です。

第一部のタイトルが「気がつけば、起業家」なのですが、たとえばマイルに詳しくなったのでマイルの使い方を教えてあげるとか、いいものがないから自分で地図を作ってみたら売れたとか、趣味の延長がビジネスにつながっている感じです。

以前読んだこちらの本に近いです。


こういうのを読むと「なるほどね~」と思うのです。

そこで、「マイクロビジネス」と呼ばれるこんな仕事で、何か自分にできることはないかなと考えてはみるのですが、なかなか思いつきません。

頭が固くて…。

タネを見つけるべく、日頃から意識はしておきたいと思います。

【本32冊目-2013】祈りの幕が下りる時

2013-11-30 13:24:53 | -読書 2013
東野圭吾さんの著作を読みました。なんかもう、本屋に行くたびに新作が出てるイメージです。


「悲劇なんかじゃない。これがわたしの人生」
極限まで追いつめられた時、人は何を思うのか。夢見た舞台を実現させた女性演出家。彼女を訪ねた幼なじみが、数日後、遺体となって発見された。数々の人生が絡み合う謎に、捜査は混迷を極めるが…



帯を見ただけでは分かりませんが、東野作品に登場する重要人物の一人である日本橋署の加賀恭一郎が出てきます。

今回の事件は加賀の人生までも関わってきて、それが加賀という人物をさらに印象付けるものとなっています。


これまでと同様、この作品もおもしろくて、あっという間に読み終わってしまったのですが、読んでいて思ったことがあります。

今まで、自分が東野作品に魅かれるのは、トリックの鮮やかさや意外性などがあったからだと思っていました。

犯人やトリックが明らかにされたと思われる段階で残されているページ数がちょっと多くて、まだ何かあるというワクワク感と言うのでしょうか。

確か初めて読んだ東野作品である『ゲームの名は誘拐』もそうだし、特に初期の作品はいわゆる推理小説でトリックが重要な要素だったと思うのです。


しかし、最近の作品はもちろんトリックの鮮やかさも重要な要素ではありますが、それ以上に登場人物のバックグラウンドの描写に読み応えがありすぎます。

うまくいえませんが、そういうバックグラウンドの描写も含めてトリックになっているような、そんな感じです。

読み終わった後は「はぁ~~」となって、稚拙な言葉ですが「すごい…」と思わず唸るのです。

加賀シリーズは人情が1つのテーマみたいになっていますし、ガリレオシリーズもたとえば『容疑者Xの献身』などは何とも言えない読後感があったものです。


今回改めて、そういうことに気付かされたような気がしました。

【本31冊目-2013】科学がつきとめた「運のいい人」

2013-11-21 18:47:33 | -読書 2013
脳科学者・中野信子さんの本を読みました。


私、勝間和代さんのメルマガを購読しているのですが、そこで紹介されていたこちらの本が面白そうだったので、買ってみました。


車で走ってて青信号が続くとか、スーパーのレジで自分の列が早く進むとか、そんなちょっとした「運の良さ」を科学的にアプローチした本です。

「はっきり言って運とか科学に関係あるの?」という感じですが、「夢を紙に書いて貼っておくと実現する」とか「他人に感謝する」とか、よく言われる運が良くなりそうなことが脳科学と関係していると言うのです。

それで、セロトニンがどうとか、ドーパミンがどうとか、そういう科学的な話が出てくるのですが、私はそんな科学的根拠よりも、「運のいい人とは」、「運のいい人の考え方」、「運のいい人の行動」などがとてもタメになりました。


「一人勝ちしようとせず、他者を思いやり、他者と共に生きる人に運は味方する」

「世間の標準に合わせる必要はなく、自分を大事にする」


誰にでも公平に起きている運・不運。

たくさん降り注いでいる運・不運の選択肢の中から、運の良いほうを選択する確率を高くするためには、一見何も関係なさそうな日頃から運を捕まえられる準備をしておく必要があるんだな、ということがわかりました。


とてもおもしろくて、読みやすい本だったのでお薦めです。

【本30冊目-2013】ほったらかし投資術 インデックス運用実践ガイド

2013-10-25 20:16:24 | -読書 2013
経済評論家・山崎元さんとインデックス投資ブロガー・水瀬ケンイチさんの共著『ほったらかし投資術 インデックス運用実践ガイド』を読みました。


分散投資を始めて何年か経ちますが、分散投資に関する初心者向けの本、基本的な本はいつ読んでも勉強になります。

新しいことに気付いたり、理解できていなかったことがわかったり、実際に運用している方法の確認ができたり、あとは安心感をもらえたり、、、


インデックス運用は「運用が仕事でも趣味でもない普通の人」向けの投資方法。

「はじめに」で書かれていたこの文章が全て、と言ってもよいかもしれません。

時間があったり、腕に自信がある人は株式の売買で短期で大きな利益を狙っていくという方法もありだとは思います(成功するかどうかは別にして)。

でも、仕事があって投資に十分な時間が割けない、株式投資のための分析の時間を他のことに使いたい、ということであれば、インデックス運用でのんびり時間をかけてやっていくのが良いと思います。

短期的な利益という点では(成功すれば)株式売買などに敵わないかもしれませんが、5年かそこらで効果を実感できるようになったインデックス運用は今後10年、20年と続けていけば、十分に自分の目標を達成できるような気がしています。

「自分の目標」というところも重要かもしれません。

自分が必要とする資産が築けるのであれば、他人と比較して多い少ないというのは関係ないと思いますので。


山崎さんの著作は初めて読んだのですが、物事をはっきりというなかなか辛口な口調なので、好き嫌いが分かれるかもしれません。

対して、水瀬さんは柔らかい口調ですが、その主張には筋が通っていて、とても読みやすいです。

水瀬さんは「梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー」というブログを運営されていますが、こちらも読みやすくてとても勉強になりますので、いつもチェックさせてもらっています。


これから投資を始めようと考えている方にお薦めの書籍です。