11月25日(月)
休み明け 年末迫る月曜日は、ネットでの注文が殺到する。
イタリアから先週届いたガラスペンの注文が多かった。
クリスマスプレゼントの前に在庫切れになりそうだ。
ストラップを5個づつ購入のお客様。
桜3連ネックレス とスワロスキードラゴンボールペンを買われたお客様は
先月も同じ物を購入された。
購入動機を伺うことできないが
推測するには、年末の様々な行事でのプレゼントかな？
直江兼続、愛のピンバッジの在庫切れが続いている。
12月10日頃入荷。
ご迷惑をおかけします。
イタリアに再び手配を急ごう。
11月24日(日) 味の素スタジオでフリーマーケット開催。
弊社デザイナーがお母さんと出店した。
個人の衣類等を出品。
彼女は弊社がビッグサイトでのギフトショー出展で経験
お母さんもデパート勤めしていたので販売は上手。
弊社の訳有り品も出した。
訳有りは、傷物、古い物、箱の破損等を販売。
定価3.780円が軸に擦り傷があるので500円で販売した。
私が客だったら、お得なので買う。
商品価値は十分あり、原価以下で販売。
売り上げた小額でランチを外食にする。
11月24日(日) ＡＭ 駅前不動産へ行った。
帰りは裏道を歩いたのだが、車渋滞。
何でだろう？
ショッピングセンターがリニューアルオープンなのだ。
商店街通りで日本酒を買おうと地元酒屋を覗いた。
一軒目は棚に数本並ばれているだけ
冷蔵ケースには清涼飲料水のみ。
別の酒屋さんに入るが、殆ど酒は陳列されず
店主が午前中なのに、椅子に座り毛布をかけて居眠り。
個人商店では酒は買わず、スーパー、コンビニで買うのだ。
漁港の町 商店街は悲惨だ。
午後、ショッピングセンターに出かけた。
昨日は地元出身の大スター、ふなっしーが
プレオープンに出演した。
先日 義父の13回忌法要で、親族が住んでいる近くにふなっしーが
住んでいることが判明した。
確かに近くに梨畑がある田舎で斎場もある。
午後3時 リニューアルしたショッピングセンターに出かけた。
32年前オープンした当初は、そごうデパートだった。
コアテナントとしてダイエーもあった。
日本一のテナント数。
当時からある店舗は皆無。
栄枯盛衰を間近に見てきた。
一つの商売が10年間は継続しないこと。
数年前 展示会出展費用助成金申請した。
審査担当した中小企業診断士が
「このショッピングセンターの売上高は巨額です」
だが出店しても売り上げが上がらなければ
即非情に追い出されてしまう。
センター経営は儲かるが、テナントは青息吐息だ。
リニューアルテナントには高級ブランドの店はなかった。
食品売り場のホッピーが一つ90円で販売。
この価格に太刀打ちできる店はない。
限りないサバイバル戦争。
道路隔てたショッピングセンターは生き残れるだろうか？
11月22日（金）ＡＭ8時半 ベランダから通りを眺めた。
朝陽を受けて妻と娘が急ぎ足で駅に向かう。
母娘でディズニーに行くのだ。
母親の誕生日に息子夫婦がチケットをプレゼントした。
漁港の魚屋で鰊を買う。
豆腐も買う。
鰊の塩焼き、鰊の香ばしい匂いと味合いは良いな！
豆腐は豆乳鍋にした。
16時半、鳥豊で焼き鳥を10本買う。
銀座線 三越前まで歩く。
渋谷駅をエスカレーターで下りた。
18時 排気ガスが匂い立ち、エンジン音飛び交い
冬の蛍のごときネオンが瞬き揺れている。
交差点は蛾のように若者を魅了して集まるのだ。
道玄坂の道は、人群れで歩みはのろい。
18時半 介護病院の3階に上がった。
お袋はベッドの柵に手を打ち付けていた。
私をぼんやり見詰める。
会うたびに、表情が乏しくなる。
看護婦さんが鼻を吸引する。
「次男の○○さんですね」
私の名前を看護婦さんは呼んだ。
分かっているのだ。
「ご兄弟3人は、みなさん、お母さん似て、目がクリッとしていますね」
お袋は入院する前は太っていたので気付かなかったが
意外に目は大きいのだ。
弟夫婦が入って来た。
義妹は手袋をして、お袋の顔を上に上げた。
喉の吸引をした。
お袋の体を手荒に動かした。
こうすることで循環が良くなるらしい。
義妹が言った。
「男兄弟3人とも、頭の髪 前が少し白く後は黒い」
「お母さんと同じね」
これも意外だった。
89歳のお袋に道路地図のような皺はなかった。
私も実年齢より皺は少ない。
気付いていなかった。
やはり遺伝子繋がりの親子なのだ。
20時 弟夫婦に焼き鳥を渡し、病院を出る。
1階 フロアにクリスマスツリーが輝く
去年12月、年内いっぱいの命と告げられたが
まもなくクリスマスだ。
来年のクリスマスを迎えることが出来るだろうか？
山手通りは車のライトが絶え間なく騒音と共に通り過ぎる。
道玄坂を下った。
地下鉄車内は暖かくまどろんでいた。
突然、11月22日 良い夫婦の日
浮かんだ。
30数年前の私たちの結婚式だ。
当時は 良い夫婦の日 呼び名はなかった。
娘はその日を知っていて、母親をディズニーに連れて行ったのだ。
無頓着な父親をカバーしたのだ。
娘は高校大学を通して5年間ディズニーでバイトした。
22時自宅着。
早速 風呂を沸かし、ベランダで冷たくなった洗濯衣類を取り込む。
妻と娘は23時帰宅。
野生動物は雌の母娘はずっと暮らすが、雄は放浪の果てに死ぬ。
母親が風呂入浴中に聞いた。
今日が結婚記念日なのを知っていた？
「うん！お母さんも知っていたけど、お父さんは忘れている」と言った。
これでいいのだ。
11月21日(木) ＡＭ 錦糸町駅で下りた。
国道14号を歩かず、総武線反対側の北斎通りを歩いて両国橋に向かう。
通り名は江戸文化の香り漂うが
下町らしい商店が続く。
安売りの店が多い。
野菜が滅法安い。
ミカンを260円で買った。
バッタ屋風の軒先に手袋100円名札。
買った。
店内は横歩きしないと通れない。
店主に聞いた。
「薄いマフラーは有りますか」？
「う～ん、ないけどネックウォーマーならあるよ」
軒先のダンボールから取り出した。
200円
買った。
数軒、小さな店を覗くと、小柄な小顔で目がクリッとして
肌がピーナツ色の女性が応対する。
東南アジア系の女性達だ。
はたと、気付いた。
この周辺は風俗の店も多い。
彼女達は昼間は物販店で働き
夜は風俗店の本業？をする。
20年前 台北のクラブで遊んでいた頃
昼間 喫茶店でお茶飲んでいた時
お茶を運んできたウエイトレスに名前呼ばれた。
ギョッとしてウエイトレスを見上げた。
化粧をしていないクラブのママさんだった。
彼女達は 逞しい昼夜働くのだ。
中国人、韓国人の無愛想な接客ではなく
フィリピン、タイ女性の応対は丁寧だ。
僅か300円のレシートを受け取らずに出たら
追いかけてきて渡した。
反日感情のない彼女達に
なんとなくホッとした。
両国に向かって歩いた。
30代女性が群がる店にさしかかった。
スマホで調べると、ファッションメーカオフイス
特価販売中。
江戸東京博物館の並木道を抜け
国技館横まで来た。
ドラマのロケに使われる下総食堂。
テレビドラマ「白い春」で阿部寛が働いていた。
沢尻エリカがラーメン屋で働く 悪女
見知らぬ路地をブラブラすると
脳が活性化すと聞いた。
でもな？ 数年したら、認知症で徘徊するかもね。
ランチは ナポリタン。
17時、鎌倉から友人が来た。
居酒屋で酒談。
「最近 小便の回数が多くなった」
「加齢から来るので心配ないよ」
菓子業界に勤めていたが、リストラで50代後半に退職。
その後は、長年の培ったノウハウを買われ
飲食チェーン会社の営業部長をしたが
65歳過ぎたので、契約社員になったが
三ヶ月毎の契約更新なので、不安を感じている。
互いに50代前半の頃飲み歩いた。
まさかの閉塞感漂う時代に戸惑っている。
