馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

前立腺癌治療 尿管カテーテルを外す。

2017-04-16 16:54:37 | 日記

4月14日(金)

排便が出来ねぇ から続き

 

妻と8時34分の電車に乗り、押上で半蔵門線に乗車。

駒沢大学駅10時着。

医療センターに10時20分に入る。

泌尿器科前、長椅子で、番号呼び出し掲示板パネルを見る。

11時過ぎ、診察室へ。

女性看護師が尿管カテーテルを取り外す。

採尿する。

尿管を外した爽快感は心地良い。

 

看護師からの指示で、「水分を多めに飲み

2時間後、診察室に入ってください」。

 

医療センター内、食堂で食べることにする。

 

私は、ビビンバランチ、妻は海老天ランチ。

 

久しぶりに外食。

薄味だが、しょっぱさが堪らなく喉、胃袋、腸が欲していた。

一瞬にして掻き込んだ。

妻の海老天も頂く。

 

空は青く、和やかな外気温、

センター内 広場の桜は、時々の春風に舞う。

 

医療センター 桜

ねがはくは

花のもとにて

春死なむ

その如月(きさらぎ)

望月(もちづき)のころ

西行 法師(さいぎょうほうし)

 

医療センターから、生きて退院叶わずの人

無念でしょう。

 

 

2時間余り、駒沢公園内を散策することにした。

ペットボトルの水を飲みながら

オリンピック競技場を眺める。

競技場で大学の体育祭で3年生の時

200メートルを走った。

もちろん、一着。

小柄だったが、短距離は早かった。

中学入学時、測定で200メートルを29秒で走り学年二位。

区の大会にも出場。

今にして思う。

クラスの同級生より少し早かっただけのこと。

区大会、市大会、県大会、全国大会

地域が拡大すればするほど、強い少年がいるのに気づく。

井の中の蛙大海を知らずを思い知るのだ。

 

金網越しにサッカー試合を眺める。

準備体操して、出番を待つオジサンに尋ねた。

 

何歳からですか?

「オーバーエイジ70」短く答える。

緊張感漂う老人の顔は、今まさに青年が戦いに挑む表情だ。

 

怒鳴り声が金網を越えて来る。

「歩いてたら、玉取られぞ」

何とも勇ましい。

 

OVER70 サッカー 駒沢

妻が70歳以上のオールドボーイを見て

みんな、お腹が出ていない。

私をチラリと見やり微笑む。

返す言葉はない。

その時、下腹部に異変。

 

自宅を出る時、危険を予知して

尿漏れパンツを履いてきた。

 

仕方ない。

出すか。

遂にパンツ内に放尿した。

驚いた。

全く違和感がない。

濡れていない。

不快感がないのだ。

沁み出すこともない。

 

なるほどね。

妙に感心した。

 

15時 電話が鳴り、医療センターから

お戻りくださいの指示。

 

診察室に戻り、血圧測定と採尿。

15時半、医師の診断。

尿管カテーテルを外して

薬で様子を見ることにしましょう。

私も喜んで同意。

医師が但し

「尿が出ないようでしたら土日でも来てください」

その言葉を軽く受け流した。

その言葉こそ、後に危機を招くことになる。

 

会計を済ませ、医療センター真向いの

調剤薬局にて3種類の薬購入。

時は16時になっていた。

16時 駒沢大学駅から乗車。

座ると尿道を圧迫するので立つ。

尿道圧迫が繰り返し襲う。

辛い。失禁を繰り返す。

下車駅に18時着いた。

寿司を食べるつもりだったが

止めて自宅で刺身を買って食べる。

 

20時 風呂に入る。

尿管カテーテルを外しての入浴は

解放感が沸きあがる。

ゆったと浸かる。

 

その後、地獄の苦悶が待ち受ける。