4月8日(土)
退院の午後、院内敷地の桜道を通り
国立東京医療センター
駒沢公園内を歩き駅に向かった。
道すがら2009年後半から、様々な出来事を回想した。
2009年9月 私の10日間入院、大学同期の食道癌入院と旅立ち。
取引金融機関 芝信用金庫担当者が
私の会社の金と娘の奨学金横領。
受託業務の契約解除
一番 心重かったのは、善意の行為への裏切り。
娘も勤務地が成田空港勤務から霞が関に移り
午前0時帰宅、土日休み無し
体力の弱った妻は娘への日常生活へのバックアップが出来なくなった。
2010年12月、初めての診察日に木枯らし舞う、駒沢公園内を
国立東京医療センターの場所が判らず彷徨った。
そして、今度は私の前立腺癌治療。
初めての癌治療だが、7年余り、見続けた病院なので不安はない。
何とも奇妙な感覚だ。
これから、私が5年間程、通院することになる。
但し、他の病が生じなければのことだ。
友人から励ましの言葉を戴き感謝です。
私を取り巻く人間関係で
相手の都合の良い時、苦境で助けを乞う時
近づく人間。
さりげない優しさで病を気遣う人間。
70歳になると、冷静に静かに観察できるな。
だからと言って
嫌悪の感情も湧かない。
唯唯、にこやかに相手に接し迎える。
駒沢公園2