馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

山岳写真家 田淵行男さんのこと。

2015-11-30 18:11:20 | 日記

11月29日(日)

22時 BSで山岳写真家 田淵行男さんの

夫人との慎ましい愛のドラマを見た。

お会いしたのは昭和42年7月初旬の北アルプス。

私は大学山岳部一年生。

8月の南アルプス縦走の体力増強鍛錬のため

北アルプスの某山小屋で歩荷(ボッカ)のアルバイトをした。

 

 

早朝5時3千メートル近い山小屋から2時間半で

麓まで駆け下り、食料等を背負子に担ぎ

5時間半かけて山小屋に運ぶ。

ある日、山小屋の親父が鄭重に

「先生、先生」と呼ぶ年配の男性が弟子を連れて登ってきた。

午前1時を過ぎると、弟子とカメラを数台ハイ松の間に立てかけ

月光に浮き出る穂高槍峰々を撮影していた。

その方の名前が田淵行男さんでした。

端正で温厚な人柄でした。

3日間 宿泊していました。

周囲の方々の接し対応で有名な山岳写真家らしいと感じていました。

 

下山後、高名な山岳写真家であること知った。

当時は62歳。

 

本日のTVで山岳写真だけでなく、高山蝶の研究者であったことも知った。

田淵行男記念館

 

NHK連続TV小説 水色の時の主人公でもある。

 

 

今の山好きの方でも殆どの方が知らない

50年前のことだ。