5月25日(金)午後3時 人形町の整骨院で首と腰の牽引をする。
帰りは人形町の小路をぶらりぶらりしながら事務所へ向かう。
日本家屋の料理屋があって、横路からひょいと和服女性が現われる。
ミシュラン三ツ星の濱田屋があり、政治家が密談して騒がれた。
おいしい飲食店があるが、バブルの頃は少しだが
徘徊したことがあった。
江戸文化の香する街並みの散策していると
登り旗が翻る建物があり、
武久夢二ギャラリーと書かれている。
ガラス越しに武久夢二グッズを見る
気後れして店内には入れない。
女性画を丹念に見た。
うーんと複雑な気持ち!
私が結婚して子供も産まれ夫婦して懸命に働いた。
30歳半ばだった妻もお客様の所へ出向くことがあった。
ある時、取引先の偉い人から
「あんた来なくても良い、武久夢二の描く女性が来たら
仕事出すよ」!?
最初 何を言っているのか分からなかった。
何の冗談だろうと訝しがった。
その後、その部下の方が「実はあんたの奥さんのこと言っているんだよ」
まあ!それは冗談半分だったが、私達夫婦はお世話になった。
その後、癌によりあっけなく世を去ってしまった。
終生忘れえぬ恩人だ。
いつか私達夫婦もあの世の夢に旅立つ。
来世でも宜しくお願いします。
宵待ち草
http://www.youtube.com/watch?v=1sfZDWse0Lg