馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

4回目の腹内照射

2011-01-13 17:05:35 | 日記

111日(火)午前中事務所で打ち合わせがあるため

妻一人で医療センタに向かう。

15時 私は医療センター着く、病室は変わっていた。

妻はまどろんでいた。

 

          

今日が4回目の腹内放射の最後だ。

慣れたのか、さほど緊張せずにベッドで待つ。

16時 看護士に呼ばれストレッチヤーに乗りラルク室へ

照射中、癌の名医が書かれた雑誌を読む。

今治療を受けている医師が放射線治療の第一人者として掲載

されている。

18時放射終了。ストレッチャーに乗り意識はまだ戻らない。

妻の唇は紅引かれ、頬には化粧が!

切なかった。ベッドで眠る横顔を見て

厳冬の木枯らし吹く街角でもスカートで歩み

小さな障害物も跨ぐ事なく、遠回りする。

ゴミ捨てでも化粧を直し着替えをする

そして、旦那に紙袋を持たせるのはみっともないと

私には持たせなかった矜持がこの場でもあるのだと

胸こみ上げた。

18時半 目覚める。

食事をするのだが、次の日に聞くと覚えていない。

麻酔は覚醒剤なのだと感じる。

ベッド横家具に取り付けてある簡易金庫の鍵が無いのに気付き

探すが見当たらない。確かに施術中は私が持ち

戻ってからテーブルに置いたはずだった。

看護士まで呼んで探したが無い。

突然、妻が二の腕を触り、有った!と言う。

ゴムベルトで手首に付けていたが、痩せ細って

二の腕まで上がってしまった。

身長160センチで体重46キロだったのが40キロにまで減少

でも回復するのだから安心!

22時船橋駅に降り立つ。

あんこうで酒と掛け蕎麦で終わる。