馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

山茶花の家

2011-01-04 11:07:25 | 日記

                                    

13日(月)11時半自宅を出る。

13時相鉄線横浜駅で息子夫婦に会う。

1340分実家着。 5年ぶりに来た。

母親は安楽椅子でまどろんでいた。

私達は来るのを起きて待っていたのだ。

先ずは親父の位牌に線香を焚く。

仏壇横にある父の遺作品を見る。

引退してから、雨の日はゴミになるような木屑紙を細工

して城、帆船等を作っていた。

ここは私が28歳まで暮らした家だ。

父が越後湯沢で客死して27年が過ぎた。

生きていれば100歳だ。

87歳の老母は呼吸器を付け、杖を頼りに歩くが

頭はしっかりして呆けていない。

自営業の弟とその妻は大学病院の副院長兼看護部長

老母の見舞いと妻の手助けしてくれた、お礼兼ねて来た。

酒盛りが始まる。

弟も義妹も息子夫婦も飲める。

あまり飲めないのは私だけ。

私の妻の父は大酒飲みで妻が赤ちゃんの頃

飲み屋に連れて飲みに行き酔っ払って

赤ちゃんを忘れて帰ってきて、飲み屋のオバサンが

届けたと聞いた。

老母は「体が痛くて死にたいよ」!嘆くが

弟夫婦は全く取り合わない。

先月、老母が大学病院に入院した時も義妹の看護部長は

婦長に「うちのお母さん死にたいって、言っているから宜しくね」と

笑いながら伝えていた。

息子が老母の体をさすってあげて気持ちよさそうだ。

妻は体力回復していないので娘と自宅にいる。

大事な事に気付いて庭先へ出る。

庭に山茶花の木が花を付けていた。

娘が生まれた時、役所に出生届けを出した時

記念樹として市の木ということで苗木をくれた。

しかしマンション住まいの私にとっては困る。

枯らすわけにもいかないので致し方なく実家に植えたのだ。

山茶花は大きくなり赤い花を毎年冬に開くようになった。

花言葉は

「困難に打ち勝つ・ひたむきさ・謙譲・ひたむきな愛・愛」

冬の寒さに耐えて花を咲かせる。

老母もこの木の経緯を覚えていて孫娘の成長をとても

喜んでいる。

18時実家を出る。

横浜ジョイナス地下にある有名な札幌ラーメン屋に入る。

こちらに来た時は必ず食べるようにしている。

息子夫婦も一緒に食べる。 旨いと言った。

20時半 帰宅