馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

船橋港 ハゼ釣り 日曜画家

2010-09-26 21:38:55 | 日記


9月26日(日) 昨年9月16日、あいつは柏の癌センターで食道癌の手術を 10時間かけて行った。そして声帯切除して声を失った日だ。午前10時 あいつのマンション郵便受けの整理をする。通常郵便物は妹さんに転送されるが広告チラシが溜まると留守が分かり郵便箱に放火される恐れもある。チラシ類を始末してウオーキングでもしようかと思ったが船橋港海老川河口でハゼ釣りを見て久しぶりにすることにした。 10時半、あいつの住む?マンション隣の釣具店前でハゼ釣り昨夏はここで何度かあいつとハゼ釣りしたのだ。釣具屋で青イソメを買う。店主に昨年「ハゼは馬鹿でも釣れる」と言っていたが「ハゼ釣りはなかなか難しい」と言うと店主怪訝な表情する。「違う!子供でも釣れると言った」何!子供でも 私は黙ってしまった。心の中で「やはり俺は馬鹿か」 9月末なので 割合大型のハゼが9尾釣れた。時間にして約1時間。妻に持ち帰りはダメと言われているので又河口に戻す。帰り際 護岸で水彩画を書かれている方がいて画を覘いて見る。河口の風景を画いていた。私の父は日曜画家で休日は水彩画を画いていた。私が小学生の頃、小学校は川の土手沿いに在り教室の窓から父が休日を使って土手沿いを絵を画きに歩くのを見た事がある。私は男3人兄弟だが3人とも絵を描く才能は受け継がなかった。今船橋港を描いている方を見ると旅先の越後湯沢で26年前客死した父を思い出す。栃木の田舎から出て来て無学であったが懸命に働き横浜郊外に小さな戸建を買い息子3人を育て遊ぶこともせず趣味は庭の花を育て雨の日は絵を画く寡黙な親父だった。絵を画かれている方に失礼ではありましたが了解の下に写真を撮らして頂きました。又、作品集をHPに掲載されているとききましたので URLを記す許可を頂きました。

佐々木亮さんのホームページ