馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

後ろ歩き

2010-09-20 21:37:44 | 日記



9月20日(月)敬老の日 横浜に住む86歳の母親から
贈り物を贈ったお礼の電話が来た。
妻が応対する。5年ほど前に喧嘩になり
私が親子の縁を切ると絶縁状まで出した。
兄が仲を取り持ったが私の心は未だ溶けないでいる。
代わりに息子が時折会いに行っている。
同居している弟の嫁さんが大学病院の総婦長なので看護については心配していない。
夕方 谷津干潟にウオーキング。
野鳥観察の方々が大勢いるが私にはあまり関心がないし
渡り鳥の名前も知らない。
ラムサール条約締結された谷津干潟には多種類の渡り鳥がやってくる。
脚長の白い鳥が湿地を静かに抜き足で動く、その目は湿地の微かな変化も
見逃さず一瞬にて嘴が湿地に突っ込むと小魚、蟹、ゴカイを咥えている。
この能力が私にあれば相手の気持ちを素早く察知して
騙されることも無いだろう。
人間にも感度の良いのや、私のように鈍感で騙されて傷を負ってばかりのもいる。
干潟から幕張メッセの遊歩道をウオーキングすることにした。
後ろ歩きで海浜霊園まで行き折り返した。
普段使わない筋肉を使用するので運動量はウオーキングより
遥かに多い。ジョギングのように膝を痛めることもないので
膝関節が疲労で痛い時は後ろ歩きが良い。
前方が遠ざかって細くなって行く歩道は60歳過ぎの人生に似ている。
どんどん今まで歩んで来た人生の道のりが消えて行くが
最後の行き着く先は見えて来ない。

おかず横丁

2010-09-20 15:35:38 | 日記


9月17日(金)夕方仕事で鳥越神社近くに行った。
近くにおかず横丁と言う有名な商店街があるので寄ってみた。
通り長さ200メートル程の八百屋、惣菜屋、魚屋、大学芋等の商店が
並んでいる。戦後、下町で職人さんが多く住みこの通りで
おかずを買っていたが、今ではスーパー、コンビに客奪われ
情緒ある賑わいは無い。
価格を見てもスーパーより高い。
近所のご老人が買うのと家賃が無く老夫婦で細々と
やっているので保っているが、近い将来消滅するだろう。


肩叩き

2010-09-20 13:51:45 | 日記
9月16日(木)展示会主催会社担当者からメールが来た。
17日付けで退社しますと書かれていた。
夕方、柳橋事務所に担当者はやって来た。
酒飲みながら事情を聞く。
古い言い方ならば「肩叩き」
指名で早期退職を迫られて応じた。
一流私大6年かけて卒業
転職を6回も経験して今の会社に入社して11年間経過
44歳独身、酒をこよなく愛し私と下町C級居酒屋を飲み歩いた。
その会社も表面上は景気が良さそうに見えるが水面下では
必死の経営努力を続けていたが、人切りという手段までに追い詰められたのだろう。
数年前より展示会の主旨目的から、ずれた出展者が目立ち始めた。
食品物産、化粧品、地方の商工会等、あるいは占いまがいの出展
従来からの出展者は減少
主催者側発表の来場者数も実感として少ないと感じている。
無料バスも止めてサービスの低下が続いているのだが
来場者も代わっていくので微妙な変化には気づかない。
彼に今後の仕事を尋ねれば未定だと言う
上司と折り合いが合わなかった事と独身であることが
対象になったと言う。
人が良く面倒見や気遣いも出来申し分ない営業マンなのだが
社内的には不満分子と見られていたのだろう。
今の国内企業には寛容なゆとりを持って人材を雇用する力は無い。
弱者がどんどん切り捨てられるか
経営者のエゴだけで社員を見捨て社会的責任を簡単に放棄する。
彼は両国橋袂で別れ際言った。
これでやっと「自分探しの旅をします」
次に来る時に笑顔でやって来るのを祈らずにはいられない。