uncolored wind

私に吹く風
アートとモノづくり

今年は社長賞

2010-02-14 03:02:43 | 日記・エッセイ・コラム

今年は社長賞
今年最後の新年会。

参加者はみんな忙しい人ばかりなので、この新年会は2月。

歌詠み会では、くじ引きで賞が決まる。

そうしたら何と「社長賞」。ヤッター!

バレエ教室の先生をしている方が余興の出し物も準備してくれるし、

陶芸する方は参加者みんなに干支の楊枝入れをプレゼントして下さる。

成り行きと縁でなぜか毎年誘われるこの新年会。

一年に一度しか会わない方もいるけれど、とにかく理屈抜きに楽しい。

社長は私のメガネが変わったことに気付いた。凄すぎ!

私の理想がまたレベルUPしちゃった。

嗚呼、1年が年々速くなるー。


祖母の味

2010-02-14 02:44:47 | 四方山話

祖母の味
祖母は起業家、アイデアがいっぱいの人だった。

私の母方には祖母が二人いる。どちらもやり手で、戦後の混乱を主体的に乗り越えてきた。

ドライイーストを小分けにして売ったり、草しんこを作って競馬場で売ったり…。

どちらも商売がうまかった。

友だちもたくさんいたから楽しそうだった。

そんな祖母の創ったお菓子が「貝殻島」。

珈琲餡のパイ饅頭。パイの層にも珈琲を練り込んで、こんがり焼く。

よく話をしながら個包装の仕事を手伝った。

私が笑って過ごせるように整えてくれて、その年に祖母は他界した。

祖母のことが大好きだったから、兄弟で千羽鶴を作った。

あれから30年。無性に貝殻島が懐かしくなって、似せて作ってみた。

白餡ベースでないので本当の再現ではないけれど、

思わぬところで母が嬉しそうに口にした。

我が家では、あちらの祖父母は、通称「みどりのおばあちゃん」と「みどりのおじいちゃん」。

交通指導をしてたわけではなく、お店の名前が「みどり」だったから。