uncolored wind

私に吹く風
アートとモノづくり

涙2

2006-12-16 11:55:38 | 日記・エッセイ・コラム

可決まで、マスコミもだんまりだった。今朝の新聞は何面にも渡って教育基本法を扱っていた。詠む。心に刻みながら読む。生活図画事件を思い、反戦的だと検挙された父母を持つ子どもを思い読む。確かに私たちはナショナリズムへ歩んでいる。2006年12月15日、平和崩壊の日。子どもが、教師が、国の駒と化した日。涙が止まらない。私には子どもがいない。全ての子どもを自分の子どものつもりで愛していた。これからはそれが許されない。国の期待を知らせ、プレッシャーを与えることが私を支配することになるだろう。涙が止まらない。


2006-12-16 11:37:46 | 日記・エッセイ・コラム

教育基本法が改悪される。大人として阻止するのが私の役目と思っていた。私なりに力を尽した。この体で国会前座り込みにも行った。デモもした。なのに国会は茶番劇を少しして131対99で可決。教育の憲法が近似差で通った。十分な話し合いもせず。これが日本の民主主義、平等、人権尊重というから情けない。同日、防衛省法も成立した。日本という国がどこへいくかは明確。戦後、政治が変わっても、どんはにヒトデナシが行政を牛耳っても不変だった学校が影響を受けることになる。体育館にアマテラスオオミカミを奉るようなことも可能になった。