お祝いのメインはカニ。
またカニ?って云わないで下さいね。
今度はオス。ズワイガニなんですよ。じゃーん。
年末の近江町市場から。調達してきた方スゴイですよ。
でっかいです。でも市場ではこれでも小ぶりだったそうな。
青いタグがついてます。
兵庫県豊岡市は津居山港、真島丸という船名も入ってます。
さ。車多酒造の文政六年ではじめますよ。よく冷えてます。
カニがでっかいので。カニ味噌もつぶつぶがしっかりあって。
白い粒粒(精巣及び輸精管)を初めてまじまじ見たり。
そして時折やっぱり無口になりながら。とっぷり食べ尽くし。
一息ついたら。あったかお料理へまいります。
知人の里芋とイカの煮物。酢大根。
そして。ココからはきく製ですよ。
すでに手がついてますけど。写真も少し。
源助大根の射込み:シャキシャキ水菜と別仕立てのカブも添えて。
小坂れんこんふんわり蒸しあんかけ:ゆるゆる豆腐と鶏ひき肉をタネに。
酒肴をかえて。福光屋の黒帯 堂々へ。こちらは常温。
そして。手羽先と蒟蒻のピリ辛煮込み。
前日に煮込んでおいたから骨まで柔らかくなってますよ。
源助大根・小坂蓮根のピクルス、かぶ菜の漬物。
さらに。次はチリワイン(赤)ですよ。
かぼちゃのポタージュでお口を洋系モードへ。
ジャガイモのドフィノア:生から牛乳でオーブンでじっくり。
グリュイエールチーズこんがりのいい香りなんですよ。
ニンジンのクルディテ:オリーブオイル・バルサミコ・塩・胡椒で。
タコのトマトソース仕立て:ミニトマトでトマトソースを作るのが美味しいの。
最後に。お食事。ちらし風ですよ。
たまごの下には椎茸。
玄米にゴマ、ジャコジャコ、梅干のたたいたの。
なぜか厚焼き玉子なんですよ。
錦糸玉子を作ろうとしてボケボケで厚焼きにしちゃったです。
苦心の作でした。でも逆にそれが好評でしたよ。
最後のとどめに前の記事のケーキ二種ですよ。
お祝い会というより食べ尽くし会でした。
さてさて。何品食べたんでしょ?
とっても、豪華ですね。
きく亭ってことはおうちで昇進祝いのお食事をしたんですよね?
何品あるのか、もうわからないぐらい。
こんなにお料理ができるきくさんが羨ましいです。
私も食べてみたい~♪
源助大根の射込みってどうなっているんですか?
おうちでやったんです。
ちょっと調子にのって作りすぎました。えへ。こんなにあるなら「おしながき」ちゃんと作っておくようにと云われてしまいましたよ。
源助大根の射込みは、源助大根を食べられる器として穴をつくって使っています。
中に入っているのは、豆乳で作ったふるふるのお豆腐に鶏挽肉と生姜汁と卵の黄身を混ぜたものがです。
大根をだしで炊いたあとにタネを詰めて蒸し器で蒸した後、おだしする直前にもう一度、土鍋のだしに戻してあっためます。
源助大根は加賀野菜のひとつで味が染みても煮崩れないのが特徴です。4人だったのでケーキのように4等分して分け分けしましたよ。
タネは実は小坂蓮根が埋まっている蒸し物のタネとおんなじなのです。蓮根の方は蒸し物にあんかけをかけているので、またちょっと違った味わいになるのです。
小坂蓮根の方は、タネが残っちゃったので急遽追加した一品だったのでした。使いまわし使いまわし♪
純米酒、お好きなのですね。
わたしは少ししか飲めないのですけど、やっぱり好きですよ。
純米酒のお酒に目覚めたのは大学に入って天狗舞を飲んだときでしたよ。
先輩に「高いぞ」と云われたことを今でも覚えています。それまではたいてい手取川だったんですよね。