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ロジャーズカップ 錦織準優勝 続

2016-08-04 10:30:54 | テニス
前回ディミトロフとの試合を書きましたが、ここでよかったのは単に勝ったということだけではなく、後半錦織らしいショットも出て、脇腹はどうも心配しなくてもよさそうでした。

これで昨年に続いてベスト4となり、いよいよ第2シードのワウリンカ戦となりました。このワウリンカは不思議な選手で、良い時は素晴らしいショットを連発し、ジョコビッチすら破る力を持っています。ところがそれがことごとく外れ、下位の選手に簡単に負けることもあります。いわばむらのある選手なのかもしれません。

今大会の試合は見ていませんが、ここまで勝ち上がってきたということは、強いワウリンカなのかもしれません。準決勝が始まると、得意の片手バックハンドが決まり、錦織は防戦しているという展開になりました。ここで錦織のサービスゲームをブレークされ、リードを許してしまったのです。

これでこのセットは取られたと覚悟したのですが、終盤ワウリンカのミスが続き何とか追いついたのです。このまま両者譲らず、1セットはタイブレークに入りました。ここでもワウリンカはリードしたのですが、錦織が逆転し厳しい試合を取ることができました。ここまで本当に接戦でしたので、錦織やや有利とはいえどうなるかわからないと思っていました。

ところが2セットに入ると、ワウリンカのショットが入らなくなってきたのです。錦織は好調を維持していましたので、簡単にこのセットを取りストレートで勝利してしまったのです。

これでNo1ジョコビッチとの決勝戦となりました。今期錦織は11敗しているのですが、そのうち4敗がジョコビッチとの試合でずっと連敗しています。今大会は脇腹の痛みがどうなっているのか、体調が万全とは言えませんので、ジョコビッチに勝つのは難しいかと思っていました。結果的には3-6、5-7とストレート負けでしたが、スコア以上によく頑張っていました。

まだまだジョコビッチの壁を破るまでには至らず、マスターズ初優勝はなりませんでしたが、この1週間本当に楽しめました。やはり決勝戦まで残り、表彰式に出るというのは、準優勝でも素晴らしいことです。錦織は英語のスピーチもうまく、見ていても気持ちの良いものです。

この後すぐオリンピックとなり、錦織はメダルを狙うと意気込んでいますが、ファンとしてはオリンピックは休んで、次のマスターズと全米オープンに備えてほしい気もします。それでもオリンピックというまた違った感じの舞台で、錦織の活躍が見られるのは楽しみであることは確かです。

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