ごっとさんのブログ

病気を治すのは薬ではなく自分自身
  
   薬と猫と時々時事

パチンコ換金3店方式 その3

2016-08-05 10:31:33 | ギャンブル
前回1円パチンコの設置により、たぶん2極化している客のニーズに合わせているという話を書きました。

今後のパチンコ業界を考えると、高齢化している客層にはうまく対処していますが、パチンコ離れが進んでいる若者をいかに取り込むかがカギのようです。現在でもパチスロにはかなり若者が多いので、こういった層にいかにアピールするかのヒントがあるような気もします。

なかなか書けなかった換金3店方式の話です。パチンコがギャンブルとして成立しているのは、出玉を換金することができるからですが、これは当然違法な行為になります。これを合法化するために色々な試みがされたようです。

もともとパチンコ以外でも何かに景品を出すことは、何とか法で認められていることのようです。その昔は多くの玉が出た場合は、大量の景品と交換すると外に暴力団の怖いお兄さんが待ち構えており、強制的に安く買い取るという行為があったようです。これが暴力団の資金源の一つになっており、こういったことを排除するためにも今の換金方式が進められたとしています。

現在の方式の基本は、客がもらった景品をどうするかは自由であるという点にあるようです。つまりパチンコホールとしては、出玉を景品と交換してしまえば、その後どうするかは無関係で、客に任せているということになります。そこで客はこうした景品(特殊景品といいます)を近くの古物商(建前は景品交換所ではなく、あくまでも買い取り専門の古物商となっています)に持っていき、これを買ってもらうということになるわけです。

ここまでで客はパチンコの出玉を、お金に交換することができるわけです。さらにこの買い集めた景品を古物商は、第3者のブローカーに売り、このブローカーがパチンコホールに景品を売り、一つのサイクルが終わるというのが現在のシステムです。

これで合法化しているかというと、かなりグレーなシステムですが、警察も黙認しているのが現状のようです。ですからパチンコ店としてはあくまで無関係を通しているわけです。

昔は出張など出かけたとき、パチンコに行き(ほとんどスロットでしたが)景品と交換した時、換金の場所を聞いても店員は教えてくれませんでした。やむを得ず次に交換した人の後をついていったりしていました。今はここまで徹底していないようで、カウンターに地図が置いてあったりするところが多いようです。

私がよくいくホールでは、ほとんどが同じ敷地内にプレハブのような建物があり、そこが交換所になっています。それでも違う建物という原則はあるようで、知らない土地に行ったりすると探すのが大変なことがたまにあります。

我々客にとっては、システムがグレーであっても、現金化できれば全く問題はありませんが、これだけ長い実績があるものなので、合法化してほしい気もします。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿