免許証の住所変更

昨日市の警察署に行って、運転免許証の住所変更の手続きをやってきました。このブログにも書いたと思いますが、今年2月に自宅の住所表示が変わり、色々手続きが必要なことがあるようでした。車の車検証は、近くなら更新時でも可ということでしたので、半年後が近くかは別にして、来月の更新時でよさそうなので、免許証だけ変えておこう思ったのですが、すっかり忘れて遅くなりました。

警察署に行くには田畑の真ん中を通っている道を使うのですが、久しぶりに走ってみると、ちょうど田植えの最中のようでした。どうも私の近辺は田植えが遅いようで、だいたい6月に入ってすぐの時期のようです。この日本の灌漑システムというのは本当にすごく、走っていてもわかるくらい田んぼの高さは違っていても、どの田んぼにも均一に水が張っています。もう８割方田植えは終わっていましたが、現在は機械化されていますので、3日程度で終わってしまうようです。勤務していたころは、毎日この道を通っていたので、田植え後の一面の水面から、アットいう間に緑に覆われるまでの変化を楽しんでいました。家から数分ですので、たまには来てみるのもよさそうです。

警察署について交通課に行ったところ、申請書を渡されそれに記入して待っていました。すぐ終わると思っていましたが、見ているとかなりこの窓口に来る人も多く、隣の免許更新の窓口の前の椅子で待っていました。免許更新の手続きは、最後に視力検査をして終わるのですが、それが私の目の前でした。ほんの2，3の物が見えればOKのようで、ずいぶんいい加減なものだと思っていたら、私より少し上くらいの人が来ました。視力検査の前に婦人警官のお姉さんに何かしきりに話していましたが、眼鏡をかけておりさらに手に2つの眼鏡を持っています。
どうもそのかけている眼鏡では全く見えないようで、別なものにしましたが、やはり見えないようです。

私の目の前といっても斜め前ぐらいですが、どうなるのかじっと様子をうかがっていました。さて最後の眼鏡です。そのおじさんが何か答えたところ、お姉さんの「左ですか？もっとよく見てください」という声が聞こえました。これでは答えを誘導しているようなものです。おじさんが何か答えると「はい、あってます」と無事終了したようです。これは明らかに見えていないのに、免許を更新してしまうのは、おかしいと思いましたが、文句を言うほどでもないので黙っていました。この婦人警官がやさしいのか、大勢いるので早く処理したかったのかわかりませんが、結局お役所仕事はこんなものかもしれません。

そのあとすぐに私の名前が呼ばれ、免許証の裏に住所が印刷されて終わりでした。それにしても運転免許などは、もう少し厳密にしてほしいものです。