黒ラブ賢と賢パパの薔薇と酒の日々・・・たま~に山

バラ園の仕事をする賢パパが愛犬の黒ラブ賢と飼い主の賢パパ&賢ママの日常をつづります。

ミストの効果か?

2017-04-14 04:56:02 | バラ園のこと
一昨日の気温が20℃超えでソメイヨシノの開花は一気に進み・・・遅まきながら当地でも満開となりました。

昨日の朝、仕事場に向かう途中にある公園の桜はこんな感じで咲いていましたよ。


で、仕事場に着いて中に入るとかなりの暖かさ・・・ぢゃまいか。

こんな日は切りごろの花がたくさんあるな~なんて思いながら作業を進めて行くと・・・一つで間に合うと思ったバケツに入りきらなくてもう一つ用意しました。


このオレンジを切り終えたら次は同じ温室の中にあるピンクを切りますが・・・良く見るとずいぶん開き過ぎみたいのが多そうですな。

ちょっと見ただけでも・・・これや


これに


これなどは開き過ぎで


せいぜいこの程度にしてくれないとねぇ。


なので、昨日はいつもよりやや固めに切っておきましたが・・・今日はどの程度まで咲いているのか見るのが今から楽しみであります。


おっと、話が脇道にそれてしまいましたが本題に戻します。

このピンクは第二温室に植えられている株から収穫した花なんですが・・・次に切る第一温室にも同じ品種が植えられている。

その第一温室の中の温度はと言えば・・・朝の8時を少しだけ回った時点でもう真夏日の一歩手前。


先ほどの第二温室とそう変わらないと思いながら切り始めますが・・・花を見るとさっきの第二温室の咲き具合とはちょっと違う。

一番咲いているものでもこれか


せいぜいこの程度で・・・これなら全然OK牧場。


「同じ品種なのにどうしてこんなに違うのかしら?」なんて思いながら切っていたんですが・・・途中ではたと気がつきましたよ。

えぇ、先日紹介したこんなブログの記事のこと。

書いている時は「茎の長い花をたくさん収穫する事が出来る」なんて思っていたんですが・・・咲き過ぎを抑えることも出来るようですな。

これから気温が高くなるとつぼみの成長が速くなるので切る時間の間隔が24時間だと今回の第二温室のように「咲き過ぎ」の花が増えて来ます。

それを防ぐには夕方にも花を切ってやることが必要で毎年夏場には園長が夕方の花切りをしている。

今回のミストの効果次第ではこの夕方の花切りをやらなくても済むか・・・やるとしても真夏の短い期間で良さそうなので、ミストの効果は絶大と言うことが出来るんじゃありませんかねぇ。

とは言うもののこれからの季節にはこれが必須。

中身が「シュワ~」なら言うことなしなんですがねぇ。

勿論これ以外にも帰宅後のこれは


これとのセットでいただくのが最高です。


それと言うのも全てはこれを作って消費者の皆さんに喜んでもらうため。


昨日の仕事帰りに偶然こんなナンバーの車が前を走ってました~。