Japanese and Koreans invaded Asia. We apologize.

心配な経済政策

2008年09月26日 05時34分23秒 | Weblog

池田氏が、中川氏の論文から新しい政策の枠組みを紹介している。
* 年金の物価スライド制復活と長寿医療制度での保険料軽減
* 子育てに必要な最低限の育児費や教育費は国が全部面倒を見る
* 基礎年金の全額税方式化
* 定率減税の復活
* 法人税減税
* 一人当たり三〇〇万円まで非課税の証券マル優制度の創設
* 政府系ファンドの創設

んんん・・・・まあ、経済にうといおれがいうのもなんだが、ぱっとしない小手先という感じだね。

で、池田氏の批評によると、これだけの財政支出をするには、

国債を発行→円高

ということで、その効果は、

「輸出産業から競争力のない国内産業に所得が移転されるだけ」

で、長期的にはこの財政赤字をうめるため、

大増税か、インフレ

で、結果、不安になって

経済効果なし。


なんとなく、馬鹿なおれには納得できるな。


英語の発音に自信をもつ

2008年09月26日 04時48分50秒 | Weblog
tonari no shibafuさんが、スラヴォイ・ジジェクインタービューを紹介している。
 録音だが、発音がひどい。こんなんでいいんか、というくらいである。それでいてしゃあしゃあとよお、しゃべる。
 ま、外国語なんだから、こんなもんでいいんかもしれない。
 この種のふてぶてしさを学ぼう。

 
 

EUも生体認証

2008年09月26日 04時39分29秒 | Weblog
今日の覚書さんがFTのEU ministers set to adopt immigration pactを翻訳してくださっている。
The immigration pact says EU governments should strengthen their border controls and introduce biometric visas for all entrants by 2012.

移民条約は、EU諸国の政府は、国境警備を強化しなければならず、また、2012年までに全ての入国管理に生体認証ビサを導入しなければならない、としている。

なんてことはない、EUも生体認証するんやないの。
で、日本で指紋採取はんたーいなんて言っていた人は当然はんーたーい、とかするんでしょうね。
 おれは、彼等が、他国のこうした動きにも反対を表明していたら、ちっとは日本での指紋採取反対にも耳を傾けようとも思ったが、彼等はそんなことはどうでもよかった。だから、彼等の活動の本質がみえたような気がして興味を失った。
 
 慰安婦問題のときときと同じ。謝罪をし、補償を申し出た日本にさらなる謝罪を要求するアメリカ人その他の論者は、アメリカやドイツに同様な慰安婦問題があったことがつきつけられると口をつむぐ。日本もやりなおしてもいいが、グローバルスタンダードでおまいらもやれ、というと問題をすり替えるな、といって問題をすり替える。
 
 やつらの眼中には人権もへったくれもないーーーそういわれてもいたいしかたあるまい。

さて、その条約、
the pact addresses fears about uncontrolled immigration and poorly integrated immigrant communities that have spread over the past 20 years in France and other European countries.

ニコラス・サルコジ大統領の政治的優先事項を反映し同条約は、無制限な移民や、この20年間にフランスやその他のヨーロッパ諸国で広がった、余り同化していない移民コミュニティへの懸念に対応している。


同化していない移民って、日本にもすでにいるわけだよ、あそこらへんに。同化しない移民がもたらす害悪をもっと多くの日本人が知るべきだ。






だから怖いんだよ、先生の支持者は

2008年09月25日 18時30分46秒 | Weblog



I think we can divide the readership into two categories. One that assumes I’m trying to work in earnest towards the common good.
debito.org/?p=1911#comment-168626

二つのタイプの読者がいる。一つは、ボクが真剣にみんなのためにがんばっていると思っている人たち


だから、怖いんだよ。
こんな感じで嘘いって日本と日本人を冒涜し、その嘘を隠そうとする、それを支持する在日外人がいる。

対立的な手法とか、トーンの問題ではない。


こういったことを平気でし、またそれを支持する輩が、
こわい
っていっているんだよ。

外人カード 指紋押捺

2008年09月25日 18時20分32秒 | Weblog
The biometric card will be issued from November, initially to non-EU students and marriage visa holders.

生体認証付きのカードが11月からEU外の学生や配偶者ビザ保持者に発行される、と。

The cards partly replace a paper-based system of immigration stamps - but will now include the individual's name and picture, their nationality, immigration status and two fingerprints.

で、それには氏名、写真、国籍、移民としての地位、そして指紋が掲載される、と。

The card cannot be issued to people from most parts of Europe because they have the right to move freely in and out of the UK.BBC

EU圏内の人は英国出入りの自由があるから発行できない、と。

指紋採取反対で、頑張っておられる在日イギリス人の方々、祖国がたいへんなことになっています。
指紋採取という人権侵害にEUとEU以外の人との差別ーーー早く帰って抗議運動開始したほうがいいんじゃないっすか?

メディアクリティックとはこういうもの

2008年09月25日 07時31分11秒 | Weblog
Anpontanさんがオーストラリアンという新聞社の在日記者に当該新聞社の記事がいかに不適切な文章を書いているか詳細に返答している。
やっぱなああ、ちゃんと日本の政治状況を知って、日本語ができる人はちゃうな。どっか、珍権活動家と違ってさすがだ。
こうした活動がひいては、在日外国人のイメージをよくしている。

他方、

「”ぐあいじん”は差別よーごです!!やめなさいっ!!」
「はぁああああ??????」
「タマちゃんだけなんでじゅーみんひょう、ずるいね」
「はぁあああああ?????」
「この日本人女性レイプ被害者嘘つきでーす、外人無罪!!!」
「はぁあああああ?????」
「ニホンにクルナアアア!!!ココではミンゾクジョーカ行われるているよ。」
「はぁあああああ?????」
「外国人のためなら、嘘ついて、日本と日本人罵倒するOkayでーす。この国には皮肉が足らないのです!!!」
「はぁあああああ???」
「ソウダ、ソウダ!!!」
「ヒニホンジンバンザーーイ!!!」
「ヒニホンジンバンザーーイ!!!」
「ヒニホンジンバンザーーイ!!!」
・・・・・・・・


「はぁあああああ???・・・こわっ!しかもこんなに大勢!!!」


こんな連中が在日外国人のイメージ悪くしています。

在日外国人のみなさま、はやく目覚めて下さい。




日本の先行き

2008年09月25日 05時06分06秒 | Weblog
 まあ、おいら、自民党でも民主党でもいいが、やはり、日本の先行きというのはちったああ、心配になる。
 永井氏が日本は米国に代わって世界を支配できるかという論文を書いている。
「世界支配」「覇権」という言葉づかいは、どうもおいらにはなじまないが、しかし、日本が生き延びる道を示す方向としてはおもしろい。
 いくつか面白い点がある。

GDPはあまり問題にしなくてよい。
GDPよりも1人当たりのGDPの方が重要である

確かに、人口が増加すれば、GDPも増加するかもしれんが、一人あたりのGDPが低ければしょうがない。 これは移民問題にも直結する。

軍事力もあまり問題ではない。
戦争の勝敗は、覇権国家の盛衰に対して、二次的な影響しか与えない。一次的な影響を与えるのは、先端的な産業における主導権である。

そこで、重要なのは、先端技術の開発の主導権を握ること、そして、

2. 先端産業の担い手を迫害する国は権力を弱め、彼らが移住した国は権力を強める。
3. 古い技術から新しい技術へとパラダイムが変化する時、古いパラダイムで成功した国は、変化に乗り遅れやすくなる。


例えば、農業政策などでもばらまきではなく、、
食料に関しては、まず、農業は、補助金で守らなければいけない衰退産業ではなくて、新技術により付加価値が付くハイテク産業であるという認識を持つことが重要である。この認識に基づいて、農協を解体し、株式会社による農業経営への参加を促進するべきである。

という。

裏から言えば、ばらまき現状を温存しようとしていてはかえって、自滅する。
ここらへんは農家の人も真剣に検討すべきではないか?





争点ぼやけて、

2008年09月25日 01時30分20秒 | Weblog
みんなの意見は案外正しい。っていうところによると、やっぱ、民主優勢だね。

財政再建よりも景気対策を最優先する考えを改めて強調した。中小企業の資金繰り支援や定額減税など、8月末にまとめた総合経済対策に盛り込まれた政策の着実な実行を訴えている。

 一方の小沢氏も21日の臨時党大会で「国民の生活コストを下げられるような構造転換が求められている」と力を込めた。高速道路の無料化や中学生までの子供に一律で2万6000円を支給する「子ども手当」などの政策を提案する。

 2人に共通するのは、財政出動によって景気の下支えを狙う「積極財政型」という点だ
厳しい財政事情の中で、ばらまき色が強まれば財政は悪化の一途をたどる。当然、明確な財源が求められるが、双方の財源はともにあいまいだ。麻生氏が特別会計の積立金などの活用を主張しているのに対し、小沢氏も特別会計の廃止や無駄遣いの根絶などで工面する考えを示す。細かい部分では違いがあるとはいえ、国民の不満を買う消費税増税にはさわらず、「埋蔵金」頼みに終始している。

 国民の不信が高まる社会保障では、民主党が75歳以上を対象とする後期高齢者医療制度(長寿医療制度)の廃止を打ち出すと、麻生氏も抜本的な見直しを表明した。産経


争点ぼやけちゃね。

今年中に選挙やるっていうけど、その自信はどこからくるのか?
Yahooのアンケートだと、
新たに「次の総理にふさわしいのは?」という質問項目が設定されているが、17時現在で10521票が集まっているうち、2640票が「麻生太郎総裁(自民)」を支持しているのに対し、「小沢一郎代表(民主)」への支持は4410票Jcast

ま、小沢でもなんでもいいや。世界中が政治経済で混乱し始めている。ながーい目でみなくちゃね。

どの言葉が一番腹立たしい?

2008年09月24日 17時59分50秒 | Weblog
どの言葉が一番腹立たしく、外人さんにつかってもらいたくないですか? 1
複数回答可

1 Japanese
2 Non-Japanese
3 Arudou-jin
4 Latino
5 Debito-banzai-jin  
6 foreinger
7 immigrant
8 Japanese Americans
9 Americans
10 Asians
11 Orientals

これで日本人が腹立たしいと決めたら、その言葉は差別語になり、外人は使わなようになるのであろうか? これがかの有名な民主主義ってやつ?

GiantPanda Says:
September 24th, 2008 at 4:03 pm

Can I nominate the horrible “Haafu” for the next campaign against offensive and discriminatory Japanese words? This one particularly sticks in my craw, and should have been outlawed long ago when its English equivalents gratefully faded out of polite use.

I had the wonderful experience yesterday of an ojiisan riding past me taking my child for a walk, when he stops and says “ah - gaijin no kodomo da! are! chigau haafu no kodomo da!”

I tried to politely explain that my child is not a “haafu” (neither parent is Japanese, but he is obviously Eurasian) and that I particularly disliked the word “haafu” because it implied that he was only “half” a person. Ojiisan looked very confused and pedaled off. I am sure his intention was perfectly innocent, but we really need some consciousness raising that these words can be offensive.

–Alright. I’ll devote the next Debito.org poll (due out Oct 1) to words that are still in common use. Here’s how I’ve phrased the question so far:

“Terms describing people in any language can be controversial. In your opinion, which one, if any, of these words still in common use do you think are offensive and should be obsolesced out over time?”

It’ll be a poll where people can choose multiple answers, and the answers so far I’ve come up with are:


Gaijin, Gaikokujin, Haafu, Shina, Sankokujin, Shintai Shougaisha, I don’t find any of these words offensive, Can’t answer.

debito.org/?p=1910#comment-168613


ちなみに「Sankokujin」「さんこくじん」ってなによ?
黒人さん?サンコンさん?さん‐こくし【三国司】
もしかして、三国人さんごく‐じん? そんな言葉、使ったこと、使われたことあるのかね?おれでも石原さんの発言が問題にされる前は知らんかったが。

それと先生、結局 GAIJINってOffensive じゃないわけ?

参考記事 SANGOKUJIN そうだったのか

麻生氏と靖国

2008年09月24日 10時33分06秒 | Weblog
 そういえば英語圏のコメント記事などをみると、麻生氏の靖国構想が案外知られていないのではないか、と思われる節がある。
麻生氏のオフィシャルサイトに参考にすればよい。
要点は、

宗教法人を任意解散してもらい、国営化する。
名称は、例えば「国立追悼施設靖国社(招魂社)」。このようにして非宗教法人化した靖国は、今までの比喩を使うなら、戦死者追悼事業を再び「国営化」した姿になります。


慰霊対象は国会議員が決断する。
どういう人々を慰霊対象とすべきなのか。周知のとおり、ここは靖国を現在もっぱら政治化している論点にかかわります。だからこそ、あいまいな決着は望ましくありません。「靖国を非政治化し、静謐な鎮魂の場とする」という原則に照らし、靖国社設置法を論じる国会が、国民の代表としての責任にかけて論議を尽くしたうえ、決断すべきものと考えます。  

その過程でA級戦犯などの名前は除外される、ということだろう。


靖国の議論の経緯や意見など、英語圏では案外知られていないのではないか?

一寸先は闇

2008年09月24日 05時50分31秒 | Weblog
 政治でも経済でも一寸先は闇。
 今回のサブプライム問題でも、いまになってこんなの昔から問題だったんだ、という分析を後知恵的しているが、素人からいわせれば、ほじゃ、なんでもっと前から言わんかったんや、という思い。
 リーマンショックでジリジリと世界が不景気になるのはわかるが、ほじゃ、どれくらいで回復するのかとういと、日本の失われた10年よりずっと早く回復するというものから、あれくらい長引くよ、といったものまで。規模についてもいろんなこというやついるから、素人にはわからん。わからんから何でもいえるんやろうなああ。
 政局も同じ。いい加減なこといえるから、居酒屋談義の域をでない。
 というところで、おいらも居酒屋談義。
麻生新総裁の初会見
民主党の批判
特に年末の資金繰りやなにやらに頭を抱えている中小零細企業などなど、一般の生活を考えたうえで、今この補正予算というものの成立を阻止する、反対するというのはちょっと常識的には考えにくいですね。

とにかく目先は政権交代、何でも反対。与謝野先生の言葉を借りれば「古典的反対政党」になっておられる

というように国民の利益を無視して、政権奪取だけを狙っていると。で、経済面では、
財源は何になさるんです?というと倹約だけで出せるといいます。私は単純に18兆の無駄遣いがあるというのはピンとこない。高速道路もみんなタダにしますとか、聞こえはいいけど裏付けがない話。

また、外交では、
国連至上主義みたいにこれまでの発言をうかがっていると、国連が言ったことは皆いい、という話に聞こえます。しかし、我々は国際連合の下部機構ではなく加盟国だ。日本国の国益に沿わないなら賛成とはいかないのではないか。少なくとも国家国民の安全や利益を考える立場として、国の責任者として国連が言うことなら何でも、というのにはくみすることはできない

言っていることはすべて正しいけれども、しかし、それ以上に自民党の信頼がどん底にあることを自覚しているであろうか? 総裁選で盛り上がったところで、今年中の選挙という見方もあるが、実際には、国民の間では、全然、盛り上がってもいなければ、また国民からの信頼回復もしていないなかでやったら惨敗になろう。
 
 民主党が公務員改革を掲げている。
 自民党はというと、
顧問会議は5日に続き、今回が2回目。当初、推進本部事務局は座長を置かず、最終的な意見の取りまとめもしない方針だったが、初回の会合でメンバーから「言いっぱなしで終わる」と異論が噴出。急きょ座長を設置することになった朝日

 これでは駄目であろう。
経済政策について、
今は、間違いなく景気対策をして、少なくとも名目経済成長が、2%のものが、3%いけば最高。

というが、BBCがーーーなぜか山本一太議員の言を紹介している。
But Mr Yamamoto has concerns about Mr Aso's economic policy.

He fears that the candidates declaration that he will try to win back the support of the party's traditional supporters in rural areas will mean a return to the bad old ways of the LDP.

"I'm a bit worried that Mr Aso will increase public spending in an effort to stimulate the economy" he explains.

"That kind of 'pork barrel' spending has been shown to damage the economy in the long run." BBC

 地方に公共投資する従前のやり方では長期的にはだめだ、と。
 山本氏だから、云々ではなく、これはわりかし、多くの人が指摘するところだ。もっとも、これは民主党の政策に関しても同じであるが・・・・

 麻生政権、従来の政策を理解しやすいように説明しなおしたところで、信頼は回復できんだろう。本格的に公務員改革をして、政府の贅肉を切って自ら姿勢を正さなければ信頼回復せんじゃないか? でなければ、裏付けのないものであっても「民主党にやらせてみよう」という声はとどまるものではなかろう。

・・・・居酒屋の戯言。



闇の子供たち

2008年09月23日 19時43分08秒 | Weblog
闇の子供たちを見てきた。Japan Probeで、タイ社会では不適切として、タイの映画祭から閉め出しを食ったとして、紹介されていた。
 テーマは子供の臓器売買と売春。

 重たいテーマである。

 が、シナリオがうまくない。登場人物の絡みに無駄が多い。なぜ、NGOの日本女性を出したのか、なぜ、新聞記者と絡ませたのか、などなど・・・・言いたいことがいっぱいあったのかもしれんが、それではぼやけてしまう。

一つの焦点を決めてそれを中心に動かすべきだった。

ときおり、感動的な映像がある。

 無力な子供が残虐な大人の性と暴力の餌食になる。ホルモン剤を大量に打たれた幼児が死ぬ。その傍らで無表情のもう一人の幼児の涙が頬をつたう。エイズで使い物にならなくなった弱り切った幼児がゴミ袋に生きたまま、ゴミ収集車で回収される。「センラー」と妹の名を呼びながらはい出す。村で多少の介護を受けるが、あえなく死に、幼児の死体は今度は大量の虫の餌食になる。

 個人的にはこうした残虐で冷酷な仕打ちに翻弄される無力な幼児の話を中心に、メリハリのある多角的な映像とともに、淡々と展開してほしかった。

 それだけだせば、幼児臓器売買・売春などの問題はかってにくっついてくるはずだ。

 タイの俳優はおおよそうまかった。

 特に、悪役で、仲介役チットを演じたプラパドーン・スワンパーンの演技は光っていた。ニヒルで冷酷な狂気をよく演じていた。世界的な俳優になるのではないだろうか?

 ・・・問題提起が大きいだけに、のうのうと映画評している自分も恥ずかしくなるが・・・





麻生ちゃん紹介記事

2008年09月23日 03時00分03秒 | Weblog
Japan Probeが麻生さんの紹介記事を掲載している。 
 かなり、公平な記事だと思う。欧米のステレオタイプ的な視点を紹介しつつも、それほど単純なものでないことを示す事実をさらりと言及する。欧米圏のメディアを意識して、これだけ、すんなり書けるのはかなりの力量だ、と思う。おれにはその力量がない。
 まあ、麻生ちゃん、きらいんじゃないけどね、安倍さんの後継者ならともかく、ああやって麻生ちゃんを失墜させて、福田さんを首相に画策した自民党勢力が、ぬけぬけと今度は麻生ちゃんってのが気に入らない。
 ところで、韓国系ブログのマーモットでも麻生ちゃん、紹介されている。カソリックである、ということを強調している。もっと、糞コメントが伸びるかとおもいきや、そうでもない。
 ただ、一つのコメント欄には、麻生がカソリックなら、日本のカソリックの世紀になるかもしれんね、結局、カソリック教徒が虐殺されちまったが、というコメントだけがある。

 なんだか、関連性がよくわからないと人もいると思うが、韓国系英語ブログでも、こうして日本の残虐性をことあるごとにあげるのが礼儀のようになっているらしい。
 カソリックに対する差別というなら、やっぱ、 北アイルランドでしょ。あそこじゃ、いまでも。相変わらず、カソリックとプロテスタントの憎しみあいがあるようだから。憎しむのが好きというのは、どこでも、醜いですよね。
 コメントしているのはカソリック教徒。こうして、事実を述べるようにして、憎しみをはき出すやり方というのも一つの技法である。勉強になりますね。



安易な文化論

2008年09月23日 01時43分52秒 | Weblog
なにごとも反面教師だからね。
1. Joe Jones Says:
September 22nd, 2008 at 7:29 pm

I don’t think it’s correct to ascribe any sort of political leaning to the Japanese judiciary. My conclusion, after viewing the system from law offices and legal departments for a few years, is that judges leave their politics at the door here. They look at the facts, look at the relevant law on the books, and write down their gut feeling as to which legal box the case should fall in. This is exactly the opposite of what most US Supreme Court justices do: they take the case, decide how it should come out and then come up with a legal argument to support that conclusion.

The problem is that Japanese lawyers and judges (who go through the same system of formal training) don’t have much training in logic. You can see this in how they write. I can’t count the number of paragraphs I have seen in court opinions that effectively say “This is X. It is X because, well, it’s unquestionably X and it would be stupid to think it is Y.” For lawyers it’s forgivable, since they’re supposed to zealously argue for a client, but for judges it’s harder to stomach. The new law school system is supposed to help, but I’m not sure that it makes any difference since there is so little culture of formal debate here.
debito.org/?p=1908#comment-168570


 日本の最高裁の政治的偏りは薄いとして、日米司法文化の違いを語る。
日本では、事案の観察、関連法を調査、その当てはめ、をするけれど、米国では、妥当な結論、それに対する法的論拠という具合に進む、という。
 これは皮相な見解だろう。
 日本の入門的な法律書によると、むしろ、
 現実には、
 事案 妥当な結論の検討 それに見合った、関連法・判例の解釈と当てはめをするという作業が大筋で、しかし、判決や最終的な記述では、事案、関連法 (解釈)あてはめ、ということになるにすぎない。
 米国では法律を無視して、法律論ぬきで、常識論だけで、判決がだせるのか?な、馬鹿な話はなかろう。
 
 最高裁への政治の影響に関しても、熱く論じられているが、知らんのかね?本屋とかさ、図書館いけばわかることでしょうが。


 また、日本での判決などの論述の運びは、これはXである、なぜならば、Xであることが明白であるからである、Yであったらおかしい、というような運びになる、という。

 日本の知識人はアホだと言っているようなものである。

 そんなもんがあったらおれもおかしいと思うが、さすがに、そういったものはあまりないだろう。ーーー全然ないかどうかはわからんが。

 主張と理由というのは、大学受験で、別に法律文でなくてもいわれることだし、判決や論文など、同僚その他学者からのかなり手厳し批判にさらされている。
法律の試験問題なんかも、学説・理由・批判の3点セットが理解できていないと、解けないようにできているのも多い。
 

 日本では、ディベート文化がないから、こうなってしまうのだ、という。

 欧米にはディベート文化がある、と日本でもよく言われてきた。だから、ある論点に関して、冷静に様々な視点から検討でき、また、論者と議論を区別できる文化があるのだ、といわれてきた。

ーーーーとんでもない話だ。そういった優れた議論はあるが、しかし、一般には、主張の論拠の当不当と論者の正邪の区別ができない、事実は調査しない、自分がときたまいいと思った意見に執着する、不当な一般化はする、などなど、どこがディベート文化じゃ、と聞きたいケースは山ほどある。

 そうした期待していると、むしろ失望する。
 
 そもそもこのコメントの構成も、日本はしかじか、アメリカはしかじか、なぜならおれの印象がそうだからだ、そして、その違いは文化的な違いだ、という安易な運びになっているではないか?
 最高裁の判決を批判するなら判決も英語になっていることだし、一例でも出してくれよ。有道先生の提訴した判決文でいいよ。


 ただ、欧米人の中には道義や論理に訴えているかのようなレトリックにくるむのがうまい人が多いし、、こういった傲慢な文化論を正々堂々と、平然と言うから、「そんなもんかいな」などと騙されるひとがいるのである。
 
 ま、そこらへんは日本の論者もーーーおれも含めてーーー真似させていただくべきかもしれんが・・・・

参考記事
Law 101
本 Law, Pragmatism, And Democracy/ Posner
英米法概説
日本の司法文化など


外国人犯罪

2008年09月23日 00時47分59秒 | Weblog
さて、外国人犯罪に関する捜査・報道に不満をもつ外人さんが多い中、この事件はどうか?

ひき逃げ:接触事故で男性軽傷 米軍属を逮捕 横須賀

 神奈川県警横須賀署は22日、同県横須賀市船越町3、米海軍横須賀基地艦船修理部所属の軍属、ブラディミール・ルイス・ピエール容疑者(24)を自動車運転過失傷害と道交法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。

 調べでは、乗用車を運転していたピエール容疑者は21日午後11時35分ごろ、同市金谷3の県道交差点で、近くに住む飲食店員の男性(45)の乗用車と接触事故を起こし、額に1週間の軽傷を負わせて逃走した疑い。ピエール容疑者は「周りに人が集まってきたので逃げた」と容疑を認めている。【杉埜水脈】毎日新聞 2008年9月22日 


とくに問題ないんじゃないの?