Kenshunブログ Swingin' Cafe♪

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銀ブラ ~銀座散策~

2010年12月07日 | Weblog

【銀座の街】

日本でもっとも有名な繁華街の一つ銀座

古くは江戸時代から続く老舗があったり、高級レストラン、高級クラブが立ち並びます

また、老舗デパートや流行最先端の高級ブランドショップなどが軒を連ねており

そうした賑わいの中にも、品格を感じさせる大人の街です


【碁盤の目】

さて、銀座を歩いていると何となく札幌の街中を思い出すことがあります

それは銀座が札幌のように、碁盤の目状の街だからかも知れません

どうして銀座は碁盤の目状に町が整備されたのでしょうか

その理由はおよそ400年前、徳川家康が江戸をつくった時期にさかのぼります

銀座が家康によって、"町人地"として整備されたのは江戸時代初期の1612年

家康は殆ど人が住んでいなかったこの土地を、碁盤の目状に区画整理し、町人に与えました

その際に作られた通りである東海道(=現銀座通り)とその裏通り(=現並木通り)

そして、それらと直角に交わる銀座柳通り、マロニエ通り、晴海通りなどの位置関係は

なんと400年前とほとんど変わっていないのだそうです

銀座のメインストリートといえばランドマーク的存在の和光や三越に挟まれた銀座通りですが

この銀座通り(銀座中央通りともいう)が旧東海道にあたるなんて歴史を感じてしまいます

江戸城へ登城する大名や、絢爛豪華で知られた朝鮮通信使たちの通り道でもあったというわけですね

日曜の歩行者天国に、そんな昔に思いを馳せながら歩いてみるのも楽しいかも知れません







【銀座という地名の由来】

そういえば、なぜ、この街が銀座と呼ばれるかご存じでしたか?

それは、銀貨鋳造所がこの地にあったことに由来するのだそうです

「座」というのは貨幣や、度量衡に従う特別な免許品を製造した場のことを言い

銀座の他に、金座、枡座、秤座、朱座などがあったそうです

というわけで、銀座は地名でなく、元々は役所の名前だったんですね

それが、1869年(明治2年)に銀座という町名に変わり現在に至るのです

以来、銀座は商業の中心地として日本でも有数の繁華街を形成して行き

情報、文化、食、ファッションと様々な流行の発信基地となっていきます


【銀座のファッションの変遷】

銀座は特に明治時代に舶来品などが並ぶことにより高級商店街として発展しました

以後、昭和初期に入っても三越や松屋といったデパートの進出などにより

銀座は東京随一のファッションの流行発信基地としての地位を確立していきます

当初は高級婦人服を扱う銀座マギー、マミーナ、銀座ダイアナ、三愛などが代表でしたが

1990年代のバブル崩壊以後は海外の有名ブランドが続々と旗艦店を銀座に構えるようになり

特にここ数年は軒を連ねるビルも随分変わってしまったのではないかと思います

ビルのデザインも各ブランドで競うかのように銀座タワーなるものを新築しました

特にブルガリ、エルメス、カルティエ、グッチ、アルマーニといった

デザイン性の高い高級ブランドのビルは見てるだけでも楽しいものです



カルティエ

ブルガリ

シャネル

ディオール

グッチ

アルマーニ

エルメス

コーチ
 

【銀座と僕】


20代の中頃、とある社長さんに連れられ銀座のクラブやお寿司屋さんに行ったことがあります

当時、東京出張でよく泊まらせてもらったのは銀座東武ホテルでした

接待等でも超高級店ではありませんが、一著前にすき焼き店などを利用していました

最も自分のお金では一度も行ったことはないですけどね

今思えばいくら景気が良かったからとは言え、若造がよく平気で歩いていたものだと思います

今は大人になって少しだけ身なりもちゃんとして(?)歩くのが恥ずかしいなんて事は思いませんが

それでも、高級ブランドのビルに足を踏み入れるのはかなり勇気が要りますね

行ったところで冷やかしだけで何も買えませんが

やはり、財布的には有楽町ガード下くらいがお似合いです・・・












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