Kenshunブログ Swingin' Cafe♪

Caféだから色々なお話し・・・

「1300円」 do-ku column#1

2013年03月06日 | doku-column

※この「do-ku column」は、日頃から「何かおかしいんじゃない?」とか
「これって変じゃない?」というような事を書き綴るコーナーです
つまりは毒舌コラムです
他人の批判的な意見を聞いて「不快だ」とか「何言ってんだコイツ」とか
腹を立てちゃうような人とかは読まないで下さい
あくまで個人的な話なので、偏った意見もあるかと思いますが悪しからず



『1300円』

先日、仲間達と居酒屋で飲んだあと

飲み足りないから二軒目に行こうという話になった

「お腹もいっぱいだしカラオケとかスナックじゃなくてバーかなんかないの」

稚内にはバーとかカフェバーとか気軽に立ち寄って一杯などという店が意外に少なくて困る

すると仲間の一人が「じゃああそこ行ってみるか」みたいな感じで言い出し

何となく後をついてとある飲食店ビルにある一軒の店に入った

見た感じはスナックを居抜いたような店内だったが

酒のボトルもたくさん並んでいて、本格派とまでは言い難くとも“バー”には違いなかった

メニューを見るとカクテルの種類も中々豊富で皆カクテルを注文したのだが

“チャージ1300円”の文字に目が行ってしまった

「バーで1300円は高いな」と感じたが

それなりにチャームが充実しているんだろうと思うことにした

ところが店の奥で何やらガサガサと袋の音がしたかと思えば

出てきたのは大皿に盛られた、ごくごく普通のスナック菓子3種ほどだった

それは例えばピスタチオとかチーズ鱈とかではなく

スーパーの大袋で安く売られている部類のものだ

「1300円でコレはないよね?」みんなそう思った

これじゃあ“バー”じゃなく“スナック”じゃん

しかも女の子がつくわけでもないから、なんだかとてつもなく損した気分になる

言いすぎかと思われるかもしれないが

この時は7人で入ったが、チャージだけで1300円×7=9100円である

これで袋菓子2皿じゃ割に合わないなんてもんじゃない

僕らが以前よく行っていたバーはチャージ1000円でも

ピザやパスタ、サラダなど結構な料理が出てた

必ずしもそれと比較するわけではないが、チャージ1300円はどう考えても高すぎる

そもそも僕は(てか一般常識)“バー”を謳ってチャージ1000円以上はありえないと思っている

基本的にノーチャージが理想だし、せいぜい500円までだろう

1000円が許されるのは、ホテルのスカイラウンジぐらいじゃないだろうか

稚内全日空ホテルの12階ラウンジだって500円である

そもそも東京都内の高級ホテルだって、1300円なんてそうそう見当たらない

それで営業出来ているんだから、それでも良しとする人がいるという事なのだが

例えば観光客やビジネスマンが稚内へ来たとしよう

どこか居酒屋で飲食して、二軒目に行くとしたらバーを選ぶのが常だろう

スナックは料金がわかりずらいし、雰囲気や女の子の質など入ってみなければ分からないからである

ところが“バー”というのは、ある一定程度の料金設定や雰囲気が想像出来るので利用しやすいのだ

僕の経験上でも観光にしても出張にしてもやはり“バー”を選ぶことが多い

僕なら1300円のチャージとられて、乾きものしか出てこない店に入ったとしたら

地元に帰ってこう話すだろう

「いやぁ、ボッタクリみたいな店に入っちゃってさ~」と・・・

観光客や出張族のためにもこういう店は少ない方がいいと思うのだが

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My One and Only Song #52 James Taylor『Don't Let Me Be Lonely Tonight』

2013年03月06日 | Music

「My One and Only Song」

僕が独断と偏見でチョイスした唯一無二の一曲

大好きな曲、思い入れのある曲、泣ける一曲などを心をこめて

一曲入魂でお届けするコーナー


第52回目に紹介したのは、James Taylor『Don't Let Me Be Lonely Tonight』(1972)

―人生というものは総じて険しく、曲がりくねり、全く以て思い通りにいかないものだ―

ボストン生まれの偉大なるシンガー・ソングライター=ジェイムス・テイラーは

そんな「うまくいかないキビしい人生」と「ほんの少しの光」について歌い続け

その穏やかで優しい歌声で次々と名盤を残していった


これは名盤「One Man Dog」に収められた曲で、邦題は『寂しい夜』だったが

直訳すると『今夜は僕をひとりにしないで』という感じになる

 Do me wrong, do me right
 Tell me lies but hold me tight
 Save your goodbyes for the morning light
 But don't let me be lonely tonight

 僕を裏切ってもいいけどやさしくして
 嘘ついてもいいから強く抱きしめて
 朝の光がさしてくるまでさよならなんて言わないで
 そばにいてほしいんだ今夜は

という歌詞からもわかるように、別れは決めたものの揺らぐ決心と

最後に弱みなんて見せたくないけど、今夜だけはそばにいてほしいと願う

そんな男心が切なく響く哀愁漂うナンバーとなっている

名曲だけに数多くカバーされており、一般的にはエリック・クラプトンが有名だが

アイズレー・ブラザーズやナンシー・ウィルソンのカバーが秀逸でおすすめしたい



james taylor-don't let me be lonely tonight

ワン・マン・ドッグ
Warner Music Japan =music=
Warner Music Japan =music=

70年代、世界中の絶大な共感と支持を得たシンガー・ソングライター、ジェイムス・テイラーの3作目。大ヒットしたシングル「寂しい夜」を含む傑作アルバム。(1972年作品)

【James Taylor】
1968年にビートルズの設立したアップル・レコードと契約しデビューするが、自身の交通事故や当時のアップル社内の混乱もあって契約を打ち切られる。その後、1969年秋にワーナー・ブラザーズと契約するとともにアメリカに戻る。翌年の1970年、移籍第一弾のアルバム『Sweet Baby James』がヒットした。

1971年、映画『断絶(Two-Lane Blacktop)』に主演。ビーチ・ボーイズのデニス・ウィルソンと共に、賭けレースに参加しながら旅を続けるドライバーを演じた。しかし、映画には彼らの楽曲は一切使用されず、難解な内容のために興行的にも失敗に終わった。 同年、キャロル・キング作のシングル「君の友だち」が大ヒット、今なお数多くのアーティストに取り上げられる代表曲となった。

それ以降、歌手のカーリー・サイモンとの結婚と離婚、薬物中毒の克服、兄で同じくシンガーソングライターでもあるアレックス・テイラーの死など、本人のプライベートな体験を題材にして曲作りをしたり、人々の悲哀を描き出すという独特の作風で、数々の名盤を残しアメリカを代表するアーティストにまで登りつめた。代表作「ファイアー・アンド・レイン」は、本人の実際の体験(友人の自殺)を綴った作品であるとされている。また、グラミー賞獲得やロックの殿堂入りなど、輝かしいキャリアを積み重ねて来た。


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