今日(3/23)午前9時30分から稚内市役所正面玄関前で、
東北地方太平洋沖地震の被災地への救援物資搬送出発式が行われました。
稚内市では先に、支援物資として各施設に保管していた災害用物資を、
市内末広3丁目の末広上屋2号に集約し、いつでも発送出来る体制をとっていました。
北海道からの救援物資輸送は、陸上自衛隊が担うことになっており、
名寄駐屯地が周辺市町村からの物資を積み込み、被災地へ向けて出発します。
今回の輸送については、日本通運稚内支店の全面的協力により、名寄駐屯地まで運ばれます。
今回、稚内市から提供される物資は、毛布 750枚、敷きマット 100枚、
アルファ米 1250食、簡易トイレ 40台、ミネラルウォーター1.5㍑ 200本、
給水袋 4000枚、消毒液17㍑缶 3缶、消毒液400mlボトル 60本、
ゴム手袋 1000足、マスク 15000枚となっており、
被災地住民が、今もっとも必要な物資と思われます。
なお、市では一般市民からも、震災以降、救援物資の問い合わせも多数あるが、
まだ輸送体制が確立されていないため、政府や日赤等の指示があるまで、
各自保管しておくよう呼びかけています。