Kennyのブログあれこれ

写真付きで日記や趣味を書くあれこれ

2012-01-16 08:45:32 | 日記
1月17日 (火曜日)  晴れ

曇り日かと思ったが、晴れてきた。


昨年の編集手帳にあった記事が気になって控えておいた
忘れないうちに載せておこう。・・・

落語論をわかりやすく説明していることと
その中で ”業”についても単純明快に教えている。
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談志さんは四十七士の討ち入りを引いて落語論を語ったという。

「でもね赤穂藩には家来が300人近くいたんだ。
総数の中から47人しか敵討ちに行かなかった。
残りの253人は逃げちゃったんだ」

●理性ではどうすることもできない心の働きを「業(ごう)」という。
「逃げた奴等(やつら)はどんなに悪く言われたか考えてごらん。

 落語はね、この逃げちゃった奴等が主人公なんだ」。
 駄目な奴を認め、業を肯定するのが落語だよ、と

◆「たまには落語を聴きに来いや。あんまり聴きすぎると
  無気力な大人になっちまうから、それも気をつけな」。

★談春さんの『赤めだか』(扶桑社)から   
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”業”については・・色々調べてみたことがあるが
難しい説明ばかりで・・非常に理解しにくい内容が多かった!・・・ので
今回はこの記事をみて良かった!


少し続きがある。
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立川談春氏が語る談志名人語録。

落語はね、この(赤穂藩の四十七士以外の)逃げちゃった奴等が主人公なんだ。
人間は寝ちゃいけない状況でも、眠きゃ寝る。
酒を飲んじゃいけないと、わかっていてもついつい飲んじゃう。

夏休みの宿題は計画的にやった方があとで楽だとわかっていても、
そうはいかない、八月末になって家族中が慌てだす。

それを認めてやるのが落語だ。

客席にいる周りの大人をよく見てみろ。
昼間からこんなところで油を売ってるなんてロクなもんじゃねェヨ。

でもな、努力して皆偉くなるんなら誰も苦労はしない。
努力したけど偉くならないから寄席に来てるんだ。

<<落語とは人間の業の肯定である>>よく覚えときな。

教師なんてほとんど馬鹿なんだから、こんなことは教えねェだろうう。
嫌なことがあったら、たまには落語を聴きに来いや。

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横山秀夫の本 (深追い・真相)

2012-01-16 07:46:31 | 日記
 1月16日 (月曜日) 曇り

 疲れているはずなのに4時に目が覚めてしまった。
新聞読んで、薄すく夜明けを感じるころには、
最近年老いて余り元気のない犬と散歩に・・”丁度同じ年くらいかな・気持は伝わる・・”

家に戻ってもまだ起きてる気配なし。
先に朝食を済ませる。・・・こんなのが毎日の日課だ!
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正月明けは
結構時間が有ると思って、
数冊借りてきた本が読めずにいた。・・が

ようやく昨日の午後から横山秀夫の”真相”と”深追い”を読んだ。
著者は”半落ち・クライマーズ・ハイ・臨場”など
映画やTVドラマになっている原作者。


 御巣鷹山の日航ジャンボ機事故を題材に、
男たちの苦闘を描いた本格長編『クライマーズ・ハイ』
『半落ち』で話題を席巻しベストセラー作家となった横山氏
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読んで期待を裏切らない著者である。

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今回の本は読んでいなかったもので、借りることにしたが・
・・・・流石に多くの方が借りて読んでいるらしく、

本の表紙の汚れ具合が、人気作品を物語っている。
今回の本も面白い作品だ。

著者が、高崎在住で元上毛新聞社に勤務とある・・なんとなく身近だ!
その昔、上毛新聞社に会社のリーダクラブ員で訪問して、ベテラン記者の方
お二人から取材のポイントや注意点を聴講した覚えがあるからだろうか?

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追記 (蛇足!)

(プロフィール)
1957年東京生まれ。国際商科大学(現・東京国際大学)卒業後、
上毛新聞社に入社。12年間の記者生活の後、フリーライターとなる。
91年「ルパンの消息」が第9回サントリーミステリー大賞佳作に。
マンガの原作などを手掛けながら、98年「陰の季節」で第5回松本清張賞受賞。

2000年「動機」で第53回日本推理作家協会賞・短編部門を受賞。
02年の『半落ち』が各種ベストテンの1位となり、ベストセラーに。
他の著書に『顔 FACE』『深追い』『第三の時効』『真相』『クライマーズ・ハイ』などがある。