稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

最近の稽古・あれこれ

2023年08月28日 | 剣道・剣術
7月30日、修道館生駒クラブ
8月2日、長正館剣道稽古(飲み会のためお休み)
8月3日、木曜会(誠先生の剣道教室)
8月5日、長正館一刀流稽古
8月6日、長正館月例稽古
8月9日、長正館剣道稽古
8月17日、木曜会(誠先生の剣道教室)(鼻水止まらずお休み)
8月19日、長正館一刀流稽古
8月20日、長正館月例稽古
8月23日、長正館剣道稽古
8月24日、木曜会(誠先生の剣道教室)
8月27日、愛洲移香斎剣祖祭

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7月30日、修道館生駒クラブ


生駒市武道館にて。
一年ぶりに参加。剣道形+立ち合い稽古。
立ち合い稽古は足が心配なので3人とだけ稽古。
最後は岸本八段に掛かる。いくつか注意を受ける。八段には打太刀のつもりで掛かれと。

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8月3日、木曜会(誠先生の剣道教室)


四条畷西中学校にて。
心に残ったのは、自分から仕掛けて行くこと。その上での閃きが大事。

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8月5日、長正館一刀流稽古


東住吉区中野中にて。
8月27日の南伊勢で行われる愛洲移香斎剣祖祭の演武稽古が中心。
演武は、古伝(津軽文書)の、ひとつ勝五本を行う予定。
写真は通常の木刀(3尺2寸)ではなく、お互いが三重の長大太刀(3尺8寸)を使い、
ひとつ勝二本目の、現行で言う「乗突」の、凌いで乗った場面である。
異なる長さの木刀で、いろいろ試してみるのも面白いものだ。

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8月6日、長正館月例稽古(前半・一刀流)


墨江丘中学校にて。
「何したい?」って聞いたら「古伝教えて欲しい」という声が多かったので古伝の稽古。
今まで書かなかったが、長正館では古伝(津軽文書、春風館文庫、小舘伝)の研究から古い小野派一刀流の形を復元しつつある。
8月27日の南伊勢で行われる愛洲移香斎剣祖祭では、五本のみ披露する予定である。



これは清眼の剣先の付け所の図(春風館文庫)だが、まずはこの理解が第一歩である。

8月6日、長正館月例稽古(後半・剣道)


4人だけだったので回り稽古一回して抜けた。
つまりは地稽古3回だけだったが、それでも暑さでへとへとだ。
道場は40度近くあるんじゃ無いかな?熱中症一歩手前である。

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8月9日、長正館剣道稽古


東住吉区矢田中にて。
前半は初心者指導。後半は三段審査で悩んでいるMさんを個人指導。
構え、間合い、手と足の一致など。自分の稽古は無し。

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8月19日、長正館一刀流稽古


東住吉区中野中にて。
いやはや暑い。何もする気が起きない。
見学者一名。話を聞いたら、昔、養正会で剣道を教えた事があるそうな。

稽古は、暑すぎて汗が止まらず、あまりやる気が起きないので、時々指導するに止めておいた。
写真は、一番奥で、S村女史に、陰の払いの行遣いを披露しているところ。

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8月20日、長正館月例稽古(前半・一刀流)


東住吉区湯里小にて。
暑いので、だらだら~と稽古。まとまりなく、各自好きな事をしている。
写真はFさんと払捨刀の稽古をしているところ。暑いので一回で終わり。

8月20日、長正館月例稽古(後半・剣道)


剣道の予定は無かったが、大学受験浪人中のS口三段が来たので急遽防具を着けた。
S口三段、10月に四段を受けるとか。受験も剣道もがんばって欲しい。
写真はF六段との稽古。彼はなかなかフェイントの癖が抜けない。

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8月23日、長正館剣道稽古


東住吉区矢田中にて。
前半は初心者指導。
後半はK五段とM二段への指導稽古。自分の稽古は無し。
写真は、素振りの仕方を教えてるところ。

K五段とM二段への指導も、正しい素振り、正しい切り返しを説明した。
普段から、正しい素振り、正しい切り返しをすることで、剣道は見違えるほど上手になる。
間違った切り返しなど、何百回やろうが剣道は下手になるばかりだ。
指導の中で、竹刀の握り方、するかぶりの方法、一回止まってそこから打つ基本を教えた。
段階を踏まないで上手くなるはずが無い。
正しい方法をまず身につけて、どこの稽古会でも正しく実践することだ。

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8月24日、木曜会(誠先生の剣道教室)


いつもの稽古のあとは、審査前だとの事で立ち合い稽古。(写真)
「審査では必死さを見てもらう」というのがこの日の佐藤誠先生の言葉。

ただ、必死なばかりに理合が崩れては駄目だとも、立ち合いを見て思った。
大事なのは、正しい剣道の上での必死さ・・・かな?

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8月27日、愛洲移香斎剣祖祭


S村女史が母親の病気で急遽欠席で、7人予定が6人で組み直して演武。


前の組は、大太刀50本のうちから7本を演武。

小野派一刀流演武 愛洲移香斎剣祖祭2023年(下記URLクリックでYouTube動画が見れます)
https://youtu.be/8rz2Ot2V_pE


後の組は、大太刀5本の現行と古伝の対比を演武。

小野派一刀流 古伝遣い(下記URLクリックでYouTube動画が見れます)
https://youtu.be/-EK-UewIFWM

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ともかく何をするにも暑すぎて、長時間の稽古には耐えられない。
(長正館剣道稽古と木曜会はエアコン有り)
無理出来る年でも無し。まあ、ぼちぼちと・・・



【追記】小野派一刀流の古伝について追記補足しておきます。(2023年9月1日)
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①津軽文書
江戸中期(1700年頃、前後併せ約30年間)、津軽信政・信寿の藩主2代による稽古ノート。
津軽信政・信寿は小野次郎右衛門忠於(3代目),忠一(4代目)の高弟。
津軽の歴代藩主で一刀流の印可を受けたのは、この親子2代のみ。
小野一族の師範/中西家による竹刀の導入期より約100年前の刀法が記される。
現時点、大太刀50本については、小野一族の使い方を最も忠実に記したものとされている。

②春風館文庫(小野家文書)
小野次郎右衛門忠政(9代目)の所有する全書物を、無刀流の山岡鉄舟が複写。
無刀流一門によって昭和62年に一般公開されたものであり、小野家文書とも呼ばれる。
小野次郎右衛門の初代(忠明)~7代(忠喜)の口伝が記されている。
親子間での稽古メモであり、第三者向けの教習形態になっておらず、解読困難な箇所が多い。
小野一族の継承形態は、大太刀50本形式を採用していない。
大太刀50本については、直接的でなく、間接的/比較/引用を用いた記載内容になっている。

③小舘伝
青森県弘前市(津軽)の北辰堂での小野派一刀流の使い方。
北辰堂は笹森順三の出身道場であり、小舘俊雄は笹森順三の兄弟子。
小舘俊雄が記した教本が残っており、小舘伝と呼ばれている。
津軽文書と小舘伝を照合すると、体の運用/技の使い方が大きく異なっている。
北辰堂(小舘伝)では、紆余曲折あって、江戸後期のどこかの時点で津軽文書の使い方は途絶え、
中西派(&千葉周作の北辰一刀流)の使い方に変貌している。
コメント
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