今日は出張で、十数年前勤務していた所属に行きました。
この所属にいた時、大悟は幼稚園ぐらいでしたが、丁度この頃、子供の柔道に熱が入り、職場の道場にもよく行かせて貰っていました。
当時は私もまだまだ若手で、毎年練習に上がっていたのですが、武道をする先輩方とたくさん出会い、可愛がって貰いました。
そんな中、今日は当時同じ当直で、剣道をされていた先輩と会いました。
実は、先輩は数年前、心臓病で倒れました。
生死をさまよい一命を取り留められましたが、現在その後遺症で麻痺が残っています。
そんな先輩、歩くのも話しするのも不自由なのに、自分を見かけると早足で来られ、
お〜〜久しぶりやな〜。
あの頃は、◯◯(私)と文句ばっか言いながら仕事して楽しかったなぁ〜。
と私の肩を叩きながら仰られ、
子供さん、頑張ってるらしいなぁ〜。
小さい頃から頑張ってたもんなぁ〜。
わし、こんな体なってしもてなぁ〜情けないけどな、テレビ出る時あるんやったら絶対連絡せぇよ。絶対、連絡するんやぞ。
とカッと目を見開いて私を見つめ、そう言われました。
なんか分からんけど胸が熱くなって、頑張らなあかんなと思いました。
先輩、自分の子はテレビに出るような子じゃないですが、いつかまた必ず挨拶に連れて行きたいと思います。
で、今日みたいに大きくなったな!と肩を叩いてやってくださいね。
押忍!