田園都市の風景から

筑後地方を中心とした情報や、昭和時代の生活の記憶、その時々に思うことなどを綴っていきます。

ポッポ汽車のある風景

2016年02月23日 | 街角の風景
 久留米市三潴町の歩道上に蒸気機関車が展示されている。  昔、ここを大川鉄道が走っていた。歩道はその線路跡である。大正元年に久留米~大川を結ぶ鉄道として営業を開始した。列車は客車2両と貨車を連結しており、最高時速が20キロという可愛いものだった。それでもこの鉄道で大川の木工品や経由地の城島の酒、瓦などの地場産品を運び、また久留米の工場に通う従業員の足でもあった。  明治から昭和初期にかけては、 . . . 本文を読む
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