田園都市の風景から

筑後地方を中心とした情報や、昭和時代の生活の記憶、その時々に思うことなどを綴っていきます。

相手の話を聞くということは

2016年02月28日 | 話の小箱
 まだ若い時分、秘書課に勤務していたことがある。  トップと身近に接する職場だけに色々なことがあり、失敗もある。秘書課では先輩たちの珍談、奇談をよく耳にしたものである。それらは別にして、私の話を一例だけ。  まだ秘書課に入る前のことである。のどかな春のある日、上司からトップが君を呼んでいると伝えられた。雲の上の人でもあり、何のことかと秘書課に案内を請い、恐る恐る執務室に入った。すると、いきなり . . . 本文を読む
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