
護岸堤防の内側に自転車道が整備されている。
かつての海蝕台地は下半分が崩落防止のコンクリートで覆われている。
水田雑草の類がここに広がっているのは、台地の上がかつては田んぼが広がっていたからだ。
タマガヤツリも同じ場所に広がっている。
広がっているというよりも道と側溝の間のわずか30センチ程度の幅を以て延々と続いている。
この浜辺ではアキアカネが飛び交い始めた。
孵化した抜け殻が穂に残っている。
上の画像は海岸沿いの側溝に広がっていた。
スズメノヒエを調べている内に、サワスズメノヒエが存在することを知った。
耐塩性が強い種類との記述を参考にすると、サワスズメノヒエの可能性も浮上した。
記事の一部をこのページに残し、別ページを作る。
(2014.09.02 林崎町)
☆
キシュウスズメノヒエ
水田害草として名高い…と書かれているのを何度も読んだ。
水田に広がっているところを見たことがないから、へえぇ~そうなの?、だった。
ここでは一部分だけ稲作に使われ、残りは雑草畑。
そこにタカサブロウと一緒に広がっている。
(2014.08.29 硯町)
☆
乾燥した場所ではアメリカスズメノヒエがそろそろ茶色くなっている。
田んぼの周囲では強害草のキシュウスズメノヒエ。
湿気のある場所にも関わらず、他の雑草に負けてしまってここではほんの数本程度。
わざわざ探すこともないだろうし、見つけるのに苦労する…と言う程のものでもない。
これが田んぼの強害草と言われることにも、へえぇ~、そうなの?である。
左は、ケイヌビエ。
(2014.08.07 北王子町)
☆
アメリカスズメノヒエより小振り。
咲いている場所では特定できないけれど
キシュウスズメノヒエは乾燥が続けば枯れてしまう。
キシュウスズメノヒエ イネ科スズメノヒエ属 Paspalum distichum
類似種が広がるけれどキシュウスズメノヒエだけが要注意外来生物に指定されているのは
水田雑草だからだろうか。
(2014.07.16 林崎町)
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キシュウスズメノヒエ アメリカスズメノヒエ シマスズメノヒエ
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