HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

カイヅカイブキ(貝塚伊吹)

2020-12-24 | 冬 樹木 果実・葉

マサキの果実を撮っていたその下にカイヅカイブキの生け垣。
太寺・上の丸のお屋敷は次々と建て替えられて閑静さ?は消え失せている。
表通りに面した場所でも生け垣が普通だったけれど
今ではそれも消えている。
だからこのような生け垣が残っていると何故かホッとする。


















カイヅカイブキ(貝塚伊吹)
 ヒノキ科ネズミサシ(ビャクシン)属 Juniperus chinensis 'Kaizuka'
(2020.12.22 上の丸)

針状の硬い葉は針葉(はりば)または針形葉(しんけいよう)
通常の葉を紐葉(ひもば)または鱗形葉(りんけいよう)
実生では若い葉は全て針形葉だが、生長するに従って鱗形葉になる。
挿し木増殖のカイズカイブキは生長した鱗形葉を普通に植栽するのだが
樹の性質を無視して形を整えようと枝を強く剪定すると
徒長枝として育つ葉は全て『先祖返り』して幼苗の頃の針形葉になる。
生長した樹に針形葉が出た場合は、鱗茎葉にはならないから注意しないといけない。

放置すればこのような樹形になる、筈だ。
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