HAYASHI-NO-KO

雑草三昧、時々独り言

サクラ ツバキカンザクラ(椿寒桜)

2021-02-18 | 木本 冬芽・葉痕

▲ 河津桜と競うかのように蕾が膨らんだ。▲

若宮神社境内に何年か前に二本植樹された。
最初は花色の濃さからカワヅザクラ?としていた。

同じ頃に植えられたジュウガツザクラは境内の南東端。
この二本は北東端。
いずれもが境内の東にあるかつての農道からよく見える。














(2020.12.17 林)

田町にある「船上東公園」の河津桜は数輪が咲いた。
こちらも数日で開花するだろう。
いずれもが「沖縄の桜」、寒緋桜の血を継いでいるはずだ。






























ツバキカンザクラ(椿寒桜) バラ科サクラ属 Prunus × introtsa 'Introrsa' 
カンヒザクラまたはカンザクラとカラミザクラ(シナミザクラ Cerasus pseudocerasus=Prunus pauciflora)の自然交雑種
おしべの長さから見ても、やはりこのサクラはカワヅザクラでは無い…と感じる。
カワヅザクラ(河津桜/Cerasus lannesiana ‘Kawazu-zakura’)は
オオシマザクラ(Cerasus speciosa) とカンヒザクラ(Cerasus campanulata)の
自然交雑種(推定)だとされている。(学名は園芸種扱い)
(2021.02.18 林)


▲ 花の頃 ▲
シナミザクラの血を引いているからだろう、めしべの花柱も太く感じる。
花弁が内側に曲がるのが特徴です。学名の「introsa」は内側に曲がったとの意味
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河津桜 陽光桜 冬芽 カワヅザクラ(河津桜) 
田町のカワヅザクラ(河津桜) 林のカワヅザクラ → ツバキカンザクラ


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