HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

アメリカスズカケノキ(亜米利加篠懸の木)

2020-02-29 | 冬 樹木 果実・葉

葉はまだ残っている。
近くのヒマラヤスギの松ぼっくりは基部を残して全て落ちてしまっている。




▲ 曇天の冬空、アメリカスズカケノキの果実を「マックロクロスケ」と呼んだのはいつの事だろう。▼





▲ 「かくもわびしき 野のけしき」と詠んだ島崎藤村(若菜集/草枕)を想起する。▼







(2020.02.25 明石公園)

この樹の側にヒマラヤ杉
枝にはまだ果実が落ちずに残っている。
アメリカスズカケノキの葉もまだ僅かだが枝に残っている。
強い風が吹き抜けない今年の冬。

それでも果実は一つ二つと枝から落ち始めている。


▲ これで果実一個分、種子のひとつ一つに短いけれど毛がいっぱい…。
拾ってポケットなどに入れると、暖かさですぐに果実は割れて種子が弾けてこの状態になる。▼



▲ 樹下に散乱している果実・種子。▼





▲ めしべの柱頭が残っている。▲

▲ 殆ど葉は散り敷いた。大きな球形は果実、小さいのは種子が散らばって落ちた痕。▼



アメリカスズカケノキ(亜米利加篠懸の木)
 スズカケノキ科スズカケノキ属 Platanus occidentalis
(2020.01.20 明石公園)

 
▲ まだ葉が多く残っていた頃
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アメリカスズカケノキ(亜米利加篠懸の木) 葉柄に隠れていた冬芽 
モミジバスズカケノキ(紅葉葉鈴懸の木) スズカケノキ(鈴懸の木)



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