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花を撮ることは少ないかも知れない。
数珠玉が出来ると、俄然??気になるようだ。
やはり水田雑草、灌漑用水路に落ちた数珠玉が用水に運ばれて田んぼに入り込んで…。
そんな図式も見られる場所が減ってしまったけれど
かつての水路が残っていればその周辺にこの花を見つけるのは容易い。
▲ 壺状に変形している苞葉(苞葉鞘)に雌小穂が3個納まっている。
内2個は果実を作らず、1個だけがめしべの花柱を外に出す。▼
▲ 雄花は柱頭がしおれてから、苞葉が開いて黄色い葯をぶら下げる。▼
▲ 雌小穂の外に出ているめしべは萎れ始めている。入れ替わって雄花序が伸び他花に花粉を撒き始める。▼
▲ 苞葉鞘の中にある雌花2個は退化して結実せず、果実が出来た後に花軸の穴に残る2本のひも状のものになる。▼
▲ ジュズダマは雌性先熟 めしべが枯れ始める頃に、雄花序が伸びて花粉を撒き始める。▲
ジュズダマ(数珠玉)イネ科ジュズダマ属 Coix lacryma-jobi
ハトムギ(鳩麦)イネ科ジュズダマ属 Coix lacryma-jobi var. ma-yuen
ジュズダマほどには固くない栽培種、漢方では皮を剥いた種子をヨクイニン(薏苡仁)と呼ぶ。
(2021.08.18 林崎町)
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▲ ジュズダマの花 果実 ▲
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ジュズダマ 枯れ野のジュズダマ
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