HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

ヘリオプシス・ヘリアンソイデス(キクイモモドキ・宿根ヒメヒマワリ)

2014-08-06 | 夏 黄色系

ヘリオプシス・スカブラはキクイモモドキ(菊芋擬き)だが、ヒメヒマワリの和名も持つ。
ヘリオプシス・ヘリアンソイデスは、ヒマワリのような花…程度の意味だから、
ヒマワリモドキと訳されている。
然もありなん、いずれも「擬き」だしヒマワリに準えた名前を貰っている。
葉は対生、ヒマワリはヘリアンサス、葉は互生するのが普通。
花壇に咲き誇っている姿には、違和感はない…のだろうか、と訝りながら見ている。
やはり河川敷で雑草然としている方が似合っているという気がしてしまう。

キクイモ(Helianthus tuberosus)と イヌキクイモ(Helianthus strumosus)は、キク科ヒマワリ属
いずれも似た花、葉の鋸歯があまり目立たない。







キクイモモドキ
園芸種だからシュッコンヒメヒマワリと呼ぶのだろう。
ヘリオプシス・ヘリアンソイデス、幾つもの花壇の花にそれぞれの名前。
これは野生のもの、キクイモモドキと呼ばれても大丈夫な場所に咲いている。







最初に「ヘリアンサス・アトロルーベンス」とつけた。

その後で、ヘリアンサスとヘリオプシスの違いが気になり始めた。
語呂が似ているし、花姿も似ている。
ヘリアンサス キク科ヘリアンサス属 和名でヒマワリ属
ヘリオプシス キク科ヘリオプシス属 和名でヒマワリモドキ属
Heliopsis helianthoides  キクイモモドキ 宿根ヒメヒマワリに迷い込んだ。
幾つもの園芸種が登場しているから正しく園芸品種名まで書くのは至難。
買った方だと名札が頼りになるだろうけれど
道端に捨てられたもの?では、名無しになる。

そんな時には花卉販売業者のブログが参考(?)になる。
キクイモモドキの名前では売り物にはならないのだろう。

ヘリオプシス 旭 八重咲き品種 貴崎の畑で撮った花か。
ヘリオプシス サマーナイト やや暗めの葉、茎も紫褐色。この画像の花だろう。
ヘリオプシス ローレイ・サンシャイン 黄緑の葉、葉に入る網目状の斑。
ヘリオプシス サンバースト 一重大輪 高性種
ヘリオプシス ビーナス 重弁大輪

似た花が幾つも咲く夏。
ルドベキア・何とか も、この花に似て黄色の菊










(2014.07.24 貴崎町)
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キクイモモドキ 五年前のキクイモモドキ



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