ここでは今、セイヨウタンポポが咲き続けている。
幾つもの綿毛がその周囲に吹きだまりのように重なり合っている。
春までの間、存分にここで咲いていて欲しい。
春になればカンサイタンポポが咲き始めるだろうから
春までの間は、ここで咲き続けていて欲しい。
他に広がる事無くこの場所で。
セイヨウタンポポ(西洋蒲公英)キク科タンポポ属 Taraxacum officinale
(2021.01.26 明石公園)
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▲ タンポポは狭い範囲で移動する。▲
▲ 再掲・キク科図解 ▲
図式通り、花弁のように見えるものが一つの花の単位で、5枚の花弁が合着した合弁花。
その根元に子房があり子房の上に冠毛がある。これが「萼」で冠毛は綿毛に成長する。
苞はつぼみを包む葉、花序全体を包むので総苞、一枚一枚は総苞片と呼ばれる。
タンポポの総苞を萼と呼ぶ方もいらっしゃるが、植物学的には以上の違いがある。
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セイヨウタンポポ シロバナタンポポ カンサイタンポポ
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