
何となく咲いているのは、球根がそこにあるからだ。
雑草に近いものは、わざわざ植えないのだろう。
そのまま手間暇などかけなくても毎年そこに咲く。
アマナとホソバノアマナはユリ科で名前通りに甘菜、食用になるけれど
オオアマナとホソバオオアマナはキジカクシ科で毒草。
紛らわしい名前は誰が付けたのだろう。
おまけにオオアマナ、ホソバオオアマナの区別は葉では難しい。
▲ 中心部に子房部分が見え、飛び出しているのがめしべ。王冠のように見えるおしべがめしべを囲んでいる。▼
オオアマナ(大甘菜) キジカクシ(←ヒアシンス、ユリ)科オーニソガラム(オオアマナ)属 Ornithogalum umbellatum
ホソバオオアマナ(細葉大甘菜)Ornithogalum orthophyllum(=Ornithogalum teuifolium)
二種の違いは子房部分の形状だと説明されている。
子房部分は6稜だが、それぞれが独立した6稜と、2個ずつ3組になっている違いで区別される。
その説明を当てはめると、これはホソバオオアマナと言うことになる。
いずれも葉は細い。
(2022.04.17 林)
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ホソバオオアマナ2015 オオアマナ2020 クロボシオオアマナ2021 オーニソガラム・ティルソイデス2014
オーニソガラム・ダビウム2019 アマナ2022 キバナノアマナ2019
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