サクラ サトザクラ（イチヨウ・一葉）

このサクラを見かけると、中国で親しくなった蘇さんの流暢な日本語を思い出す。
何度か仕事で渡った中国・上海で一緒に日本とのオンライン構築を手伝った貰った。
研修で日本に来た時に、日本の桜は終わったですね…と電話があったので
まだ残っていた皇居外苑のサトザクラを案内した。
流暢な日本語には、ますます磨きがかかっていたけれど、
この花の説明をメモしたカタカナは、残念ながら彼にしか読めなかった。
中国ではこんな豪華な花は見られないですよ…、また来た時は案内して下さいね、とメールが届いたけれど、
残念ながら四年前の冬に、上海で会って以来、日本でも会っていない。

そう書いたのは2010年のことだから、もう13年も昔だ。
と言うことは、私が定年退職してそれ以上過ぎたと言うことだ。
サクラは毎年同じ頃に同じように咲いている。
たぶん皇居外苑でも咲いているのだろう。


















「一葉」は、葉化しためしべが一枚見え、普賢象の二枚との区別で名前も覚えられる。
ただ、必ず…というのは植物には当てはまらないもので、時には二枚の「一葉」や、一枚の「普賢象」もある。
花は確かに厚ぼったい八重咲きだけれど、全体に薄桃色だし、花の中心部分は白だから優しい。
（2019.04.15　明石西公園）
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
サクラ　サトザクラ（イチヨウ・一葉）
　西公園のサトザクラ→幾つかのサトザクラ　西公園のサトザクラ　サトザクラ「一葉　イチヨウ」