HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

スカシユリ(透百合)テッポウユリ(鉄砲百合)

2023-06-15 | 複数の色 混色系

「ユリ」と一括りにしても、幾つかの種類があるから
このユリ程度なら見た目で何とかわかる…だろうか。
スカシユリ、テッポウユリ、オニユリ程度は何となく見てわかる程度の事だ。
大柄な花には殆ど興味はないから、それぞれに付けられている凝った商品名にも興味はない。
スカシユリ、そう思って撮るのは久し振りだけれど
そう感じるだけのことでスカシユリにも幾つもの凝った名前がついている筈だ。










スカシユリ(透百合) ユリ科ユリ属Lilium maculatum
(2023.06.09 貴崎町)


▲ 花弁だけ見るとテッポウユリ、反り返りはない。花筒の外観だけ見ているとタカサゴユリ??になってしまう。▼



▲ カノコユリのように反り返ってはいない。▼



(2023.06.10 明石公園)












テッポウユリ(鉄砲百合) ユリ科ユリ属 Lilium longiflorum
(2023.06.13 太寺)

最近耳にした話の一つに「神戸リリイ」なる白い優雅なテッポウユリが
新しいブランド?商品として出回っているそうだ。
あちこちで「神戸なんとか」をそれぞれに名付けてブランド化している中の一つなのだろう。
テッポウユリの改良品種なのだろうけれど、違いはどこで区別するのだろうか。
間違っても「シンテッポウユリ」などとは言わないでほしいものだ。
かつてその名前で売り出されたテッポウユリとタカサゴユリの交配種が
巷で交雑を繰り返して幾つもの交雑種が野辺に溢れている。
 
▲ 全部を「シンテッポウユリ」としても差し障りはないほどに、タカサゴユリの形質を継いでいるものは減っている。
左は「シンテッポウユリ」の形質が強く出ているもので赤紫の筋は見えない。
右はかつては普通に野辺に咲いていた「タカサゴユリ」の形質が強く出ているもの。▲

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スカシユリなど2022 テッポウユリ2022 シンテッポウユリ・タカサゴユリ2022 水生アマリリス2022 
スカシユリの匂い コンカドール カサブランカ ハナシノブ 
オニユリ コオニユリ クルマユリ  イトハユリ ササユリ ヒメサユリ

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