HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

シンテッポウユリ(新鉄砲百合 タカサゴユリ・高砂百合)

2022-08-20 | 【独り言】

ここでは綴化株が何本か育っている。
やはりここでも花筒に暗赤紫が見えるもの、見えないものが混じって咲く。
名前が特定できないのではなくて基準が無いことが問題なのかも知れない。
従来のように花筒に暗赤紫が見えるものはタカサゴユリ、見えないものはシンテッポウユリなどと
安易な名づけで済ませてしまうことには大いに抵抗がある。
ハッキリ区別できるのはテッポウユリ…とも言えなくなるかも知れない。
誰が悪いのでもないだろうけれど、自然に交雑したものばかりでない事だけは確かだ。


▲ 花粉の色が違う ▼









▲ 綴化株の蕾には暗赤紫の筋は殆ど見えない ▼

















タカサゴユリ ユリ科ユリ属 Lilium formosanum
シンテッポウユリ Lilium × formolongi 別名ホソバテッポウユリ(細葉鉄砲百合)
テッポウユリ Lilium longiflorum
(2022.08.18 貴崎町)
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シンテッポウユリ(タカサゴユリ)2022 果実 テッポウユリ(鉄砲百合)2022
昔のタカサゴユリ 昔の交雑種



2 コメント

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綴化株・・・。 (こいも)
2022-08-20 18:13:26
林の子さん
わぁ~すごい~たくさんのお花が咲いていますね。
「綴化株」ってそういうことだったのですね。
思えば今年ヤマユリを撮った所で、昨年の帯化した茎を見せていただきびっくりしました。
もちろん想像すらできなかったすごい花茎でした。
そして、た~っくさんのお花をつけて、皆さんを驚かせたと言うことでした。
こいもは、その様子を見たことがありません。
こちらで、花茎に付くたくさんのお花を見させていただきやっと理解できました。
そのもの自体を見ることって、こいもにとっては一番のような気がします。
茎がしっかりとしていなければ、たくさんのお花をつけることは不可能ですものね。
今頃になってですが、しっかりと、やっとわかりました。
恥ずかしいくらい、おバカですよね。笑っちゃいます。
でも、色々なことを学ぶことができました。
とっても嬉しいです。ありがとうございました。ヽ(*⌒o⌒)人(⌒-⌒*)v。
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そのようですね。 (林の子)
2022-08-20 20:25:46
植物の幾つかで「綴化・帯化」現象が起きるのですが
やはり見た目では奇形だし、見た目は良くないですから嫌われるでしょうね。
探し回るような代物でもないのですが、同じ種類が同じ場所で長く育っている間に
起きる場合もあるようですし、突然に起きるものも多いようですから「よく見る」ことですね。
ここの株は、樹の陰になってしまっていて肝心の綴れた、帯のようになった部分は撮れていないので
晴れたら足を運ぼうと思っています。
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