HAYASHI-NO-KO

雑草三昧、時々独り言

セイヨウタンポポ(西洋蒲公英)カンサイタンポポ(関西蒲公英)

2019-12-17 | 冬 黄色系

慌てなくても春には咲くのだけれど
今はのんびり観察出来る。
タンポポの花はしっかりと仲間たちの事も考えて咲いている。


▲ 蕾から開花、綿毛を作り、綿毛を飛ばす。ひと株だけでも一連の様子が見える。
長く伸びているのは綿毛を飛ばし終えた茎、やがて倒れこんでしまう。▼



▲ 花の右手に伸びているのが、綿毛を飛ばし終えて倒れこんでいる茎。

▲ 花が終わる頃には茎は少しずつ伸び、やがて横向きに伸びていた茎は綿毛が出来はじめると真っ直ぐ上向きになる。

綿毛(種子の付いている冠毛)が少しでも遠くへ飛び立てるように。▼







▲ 花が終わった直後は、葉に埋もれる程度。やがて茎は伸び始める。▼





▲ 綿毛が少し伸び始めた図、うしろは飛ばし終えた図。







▲ 綿毛が充分に育つと茎はここまで真っ直ぐに伸びる。
やがて綿毛を飛ばし終えると、しな垂れて土に戻る。▼



花の右手に伸びているのが綿毛を飛ばし終えて倒れこんだ茎。
(2019.12.16 北王子町

ぽつりぽつり。
慌てなくとも春には咲く。













セイヨウタンポポ(西洋蒲公英)
キク科タンポポ属
Taraxacum officinale






カンサイタンポポ(関西蒲公英)
キク科タンポポ属Taraxacum japonicum
(2019.12.11 明石公園

 
▲ カンサイタンポポと思われる種類の総苞と、右がセイヨウタンポポの総苞外片。
総苞外片が垂れるかどうかだけでは不確かな、交雑種とおぼしきものも時折見かける。
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