HAYASHI-NO-KO

常念岳頂上からの穗高

ペラルゴニウム・

2021-05-12 | 【独り言】

ゼラニウムとペラルゴニウム
面倒な区別があるのだけれど、花の姿だけで何とか…
と言う区別よりも、作り物然としているものはペラルゴニウム。
花は雄しべ先熟、花粉を出し切った後で雌しべの柱頭が伸びで五裂して他花の花粉を待つ。
この仕組みはフウロソウ属の花と同じ。
熟した果実は、先端でつながったまま上にまくれ上がる。
形状は「ミコシグサ」だけれど、外側の皮を残したまま内側の組織が縦に裂けて白い毛となる。
乾燥するにつれて皮の部分がねじれて、白い毛が広がって飛んでゆく。
残念ながら、花壇の花ではそこまでは観察出来ないから見たことが無い。
センティッド・ゼラニウム(匂いゼラニウムなどと訳されたりもしている)も
交配によって葉に幾つもの匂いを持つ種類として作られている。
ゼラニウムは臭い…のイメージは無くなってしまったけれど
ドクダミ同様に、ゼラニウム=臭い葉…でないとおもしろくない。
六年前の記事の丸写し。
そう書いた三年前の記事の丸写し。

【ゲラニウムとゼラニウム】
ゲラニウムはフウロソウ科フウロソウ属、ゼラニウムはフウロソウ科ぺラルゴニューム属
そう単純に説明されているから風露草の名がつくものは「ゲラニウム」です…とおっしゃる。
面倒な話だけれどGeranium を日本では、ゲラニウム、ゼラニウムと発音しているだけのこと。
現在は分類上では別属だから、ペラルゴニウムと呼んだ方が良いのだろうが
今までの慣習?でそのままに、ゼラニウムと古い呼称が使われていたりする。
合わせてフウロソウの一部園芸種をゲラニウムなどと呼ぶから混乱する。
「臭い葉」のイメージが強い「ゼラニウム」では具合が悪いからだろう。
ゲンノショウコを、ゲラニウム・ツンベルギーとは誰も呼ばないし
誰もアメリカフウロをゲラニウム・カロリニアヌムなどとは呼びはしない。
そう書いた三年前の記事の丸写し。

かようにゲラニウム、ゼラニウム、ペラルゴニウムに関しての記事は多いし
内容は複雑で花を育てる趣味の無い人間にとっては頭の痛くなる文字や言葉が飛び交う。


















 ペラルゴニウム・ フウロソウ科ペラルゴニウム(テンジクアオイ)属 Pelargonium ssp.
ナツザキテンジクアオイ(Pelargonium x domesticum/P. grandiflorum x P. cucullatum) 
園芸種として売られているものは、野生種を交配してつくられたもの
好みに合わせて次々と作出されている
園芸上のゼラニウムは、現在はペラルゴニウム属だが
過去のいきかがりから、ゼラニウムと呼ばれている
植物学上でのフウロソウ(Geranium)属は、ゲラニウム属と呼んでいる
(2021.05.09 林)
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ペラルゴニューム アウストラレ (オーストレール)フウロソウ科ペラルゴニウム(テンジクアオイ)属 Pelargonium australe
ペパーミント・ゼラニウム フウロソウ科ペラルゴニウム(テンジクアオイ)属 Pelargonium tomentosum
ゲラニウム・ ピレネカム(ピレナイクム) ビルウォーリス Geranium pyrenaicum 'BillWallis'
ゲラニウム・ マクラツム エリザベスアン Geranium maculatum 'Elizabeth Ann'


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