今年の果実??と疑うように幾つかの「ブドウ」が下がっていた場所。
今年のブドウが少しだけ出来上がっている。
▲ エビヅルは雌雄同株、雄花はおしべが長く、雌花にも短いおしべがあるから両性花と書く方が良いのだろう。
花弁は開花直後には落ちるのだが、時折残っているのみ見える。▼
▲ 花弁は先端が合着しており、下部が開いて反り返るから抜け落ちてしまう。▼
▲ 後に果実が出来る両性花、子房部分が膨らんでいる。茶色く見えるのは早落性の花弁の残骸。▼
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▲ 枯れ残った去年の蔓に巻き付いている今年の蔓。▼
▲ おしべが目立つ雄花序。帽子状の花弁の残骸が茶変したまま残っている。▼
エビヅル(蝦蔓、葡萄蔓、海老蔓)ブドウ科ブドウ属 Vitis ficifolia(= Vitis ficifolia var. lobata)
(2022.07.20 松江)
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▲ 早落性の両性花の花弁 ▲
▲ キクバエビヅル(Vitis ficifolia f. sinuata)と区別されている切れ込みの深いタイプ。 右は果実の頃。▲
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エビヅル ノブドウ アオツヅラフジ ヤブガラシ ブドウ
エビヅル 雄花序
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