アゼナ（畦菜）

八月に入ってほぼひと月、雨の気配は殆ど無し。
曇天続きだった七月、晴天続きの八月。
人間様もくたばりかけているけれど
植物たちたぶんかなりキツい思いをしている。
カラカラに乾きすぎると出来上がった「米」は割れてしまうだろうから
そろそろ少し水が引かれる頃になった。
稲田のアゼナ類も消える。










▲　アゼナ類は花期の終わり頃になると屡々おしべが花冠を飛び出す。▲







▲　似ているけれど下はタケトアゼナ、特徴的な斑紋が見えない。▼

▼　左がタケトアゼナ、右手前がアゼナ。▼

（2020.08.17　北王子町）
☆
南側の田んぼは稲刈りが済んでいる。
こちらは一部が試し刈りされているから、早晩刈り取りが始まるだろうか。




▲　ここではタケトアゼナと混生。▼



（2020.08.30　松江）
☆

ここはもとは田んぼ、今は野菜畑にもならないけれど
雑草だけは漉き込まれる。

その周辺には水田雑草が僅かに残る。
アメリカアゼナは出てこない。


















アゼナ（畦菜）アゼナ（←ゴマノハグサ）科アゼナ属 Lindernia procumbens
アゼナ類は新しい分類体系では、ゴマノハグサ→（オオバコ）→アゼトウガラシ科と変遷し
現在ではアゼナ科アゼナ属に分類されている。
（2020.09.19　新明町）
☆
稲刈りの終わる頃には田んぼに普通。
まだ稲刈りは始まってはいない。

ヒロハスズメノトウガラシ（広葉雀の唐辛子） 
アゼナ（←アゼトウガラシ、ゴマノハグサ）科アゼナ（アゼトウガラシ）属 Lindernia antipoda var. verbenifolia
（2020.08.27　北王子町）
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▲　タケトアゼナとトキワハゼ
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アゼナ（畦菜）