
まだ新しい葉は冬芽の中だから、虫には食われない。
頂生側芽を横に従えた頂芽は何枚かの芽鱗に包まれている。
薄く緑がかり全体が細かな茶色の毛に覆われていた芽鱗が動き始めている。
▲ 葉は対生、片方はまだ落ちていないけれど、葉柄の上には新しい冬芽(葉芽)が控えている。▼
▲ 頂生側芽を伴うから、葉の展開が始まった枝先は賑やかになる。▼
▲ 新しい葉が広がり始めている。もうアブラムシの姿も見える。▼
▲ 頂芽のすぐ下にある側芽と葉痕、葉は対生だから反対側にもある。▼
サンゴジュ(珊瑚樹) レンプクソウ(←スイカズラ)科ガマズミ属
Viburnum odoratissimum var. awabuki (=Viburnum awabuki)
(2019.03.05 林)
☆
▲ 花の頃
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サンゴジュの冬芽・葉痕 サンゴジュハムシ サンゴジュの果実 サンゴジュの「紅葉」一考察
綺麗な冬芽と葉痕ですね。
葉の対生する様子がとっても良くわかります。
葉の展開が始まった枝先は頂生側芽を伴うため
賑やかになるのですね。
頂芽は何枚かの芽鱗に包まれているのですね。
アブラムシも見えます。
維管束痕が5個見えるものもあるのですが・・・?
難しいです・・・もう少しよく見て来ようと思います。
お花も見てみたいと思います。
ハムシに食われ続けているのは風通しが悪いからだ…などと昔は聞いたものでした。
その風通しの悪さから防砂林に使われたりもしていましたから
今でもあちこちに残っています。
維管束痕は、確かに5個見えるのもありますね。
植物の維管束は、一つの種類で必ず同じとは限らないようですが
確かにサンゴジュで3個以外のものを見たのは初めてです。