川沿いの空き地に、大きな枇杷の樹と、トウグミ。
どちらも未熟だけれど果実が出来はじめている。
トウグミ(唐茱萸) グミ科グミ属 Elaeagnus multiflora var. hortensis
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かつてこの辺りには日本工具本社と第一工場があった。
今は住居表示も西新町に変わっている。
ナツグミ、だけれどここで果実を一度見たきりで、花は見ていない。
▲ 葉はトウグミと比べるとかなり大きい。▼
▲ トウグミの星状毛と違って、葉表には鱗状毛が見える。▼
ナツグミ(夏茱萸) Elaeagnus multiflora(=Elaeagnus multiflora var. oribiculata)
トウグミは学名ではナツグミの変種、花柄、萼筒も長く果実が大きいのだが
両者が並んでいなければ比較は難しく、やはり葉表の「星状毛」が決め手だと思っている。
(2021.05.10 西新町)
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▲ ナツグミの葉表には、鱗状毛が見える。 ナワシログミ ナツグミ、トウグミが花を咲かせる頃にはこちらは果実をつけている。
葉表は鱗状毛だがナツグミほどには明瞭では無い。花筒・花柄ともに短い。▲
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トウグミの花 ナツグミ(夏茱萸) ナツグミ→トウグミ ナツグミの冬芽
アリマグミ(有馬茱萸) ナワシログミ(苗代茱萸) トウグミ(唐茱萸)
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