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北岳と甲斐駒ヶ岳

イヌコモチデシコ(犬子持撫子)2024-3

2024-05-20 | 春 赤・桃色系

従来のイヌコモチナデシコの学名はPetrorhagia nanteuiliiとされてきた
それは別の種類なので新称・ミチバタナデシコが付けられた。
イヌコモチナデシコは葉鞘の長さが幅の1.5~2倍になり、 コモチナデシコはほぼ等しく
対生している葉鞘の部分は茎の径より長い…と記述されている。
併せて幾つかの区別点が事細かく説明されているのだけれど
単純にイヌコモチナデシコが新称・ミチバタナデシコに置き換わった訳ではなさそうだ。
実態を知らないのだから、区別点だけを頼りに名前を当て嵌めるのまずいだろうから
未だにイヌコモチナデシコ…として撮っている。

 
▲ 葉鞘とは、葉柄の基部が発達して鞘状となり茎を抱くまたは包囲する部分を指す。▼
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
(2024.05.05 硯町)

 



 
イヌコモチデシコ(犬子持撫子)
ナデシコ科イヌコモチナデシコ属 Petrorhagia nanteuilii → Petrohagia dubia
コモチナデシコ(子持撫子)Petrorhagia prolifera
(2024.05.09 硯町)

 
▲ ㊧ 硯町と新明町で撮っているイヌコモチナデシコの種子  ㊨ 大粒が明石川沿いで撮っているミチバタナデシコ/コモチナデシコの種子 ▲
ミチバタナデシコとコモチナデシコの種子は、幾つかのブログ記事ではイヌコモチナデシコより大きく盾形。
種子の突起の違いが記述されているのだが、二種類が混じって咲いている可能性も充分あり得ることだ。
全草確認した訳ではないけれど、この画像の場所の種子と別の場所の種子は違っていることだけは確実だ。
画像で大粒の方が明石川で採取したもの、小粒の方が硯町で採取したもの。右は2023採取のもの。

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イヌコモチナデシコ→コモチナデシコ2013 イヌコモチナデシコ(→ミチバタナデシコ)2013

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