![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/f3/b78f41ca1164125af87ff2786bca91e6.jpg)
去年、若葉を撮った同じ場所、一年が経った。
花穂が伸びて花が咲いている。
新しい葉が広がり、小枝が伸び始めて花が一斉に咲き始めている。
咲いている花が落ちると果実が出来るのだろうが余り見ることは無い。
むしろ、花の咲いた後の「花柄」が伸びて、それが遠目には「煙」のように見えるので覚えてもらえる。
花柄の先端に花が咲いている。花が終わると少しずつ花柄が伸びて来る。(何年か前に撮った画像を再録)
(2017.05.19 森林植物園)
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別の場所で冬芽。
(2017.02.28 京都)
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新緑の頃に撮ったきりで、アジサイの頃には見ていない。
だから肝心の?煙の姿は見ていない。
場所は違うけれど、真冬に煙の末路?を見ている。
花柄が残り、それが色づいて全体が煙のように見える。
末路は点々としか残っていない果実と色を失った果柄。
(2017.01.10 京都植物園)
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ここに一本スモークツリー。
今はやっと葉が出て来たところだから何も無い。
アジサイの頃にはここに煙が出て来る。
新しい葉が次々と展開し始めている。今年の花序が伸びて来るのはもう少し先のことだ。
ハグマノキ(白熊の木) ウルシ科ハグマノキ属 Cotinus coggygria
(2016.04.26 森林植物園)
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左は新しい葉の間から幾つもの花序 右は花が終わり果実が出来始め、花柄(果柄)がどんどん伸びて、遠目からは「煙」に見えるようになる。
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ハグマノキ2015 森林のハグマノキ2013 須磨のハグマノキ2012
新しい葉を見て、たくさんの花穂を見て、小さな可愛いお花を見て
冬芽や葉痕を見て、点々と残る果実や、色を失った花殻を見ることができました。
こんなにもたくさんの見どころがあるのですね。
これからも、折りに触れながら一つでも何かを見ることができたら嬉しいです。
色々見させていただきました。ありがとうございました。
あれもこれもは大変ですが、時間があれば何かしら違ったことが見えるかも知れません。
何もないところから、花や葉が生まれるものも多いので、少し時間があれば
見比べてみるのも良いものだと思います。